古河電工、CSR推進体制強化で「CSR推進本部」を設置
CSR推進体制の強化
-CSROおよびCSR推進本部の設置-
古河電気工業株式会社では、かねてCSR(コーポレート・ソーシャル・レスポンシビリティ:企業の社会的責任)を重視した経営を志向してきましたが、これをさらに充実・強化するため、平成19年2月16日付で、新たにチーフ・オフィサーとしてCSRO(チーフ・ソーシャル・レスポンシビリティ・オフィサー)を置き、その管轄下の組織としてCSR推進本部を設置することとしました。CSR推進本部には、内部組織として、監査部、輸出管理室、安全環境推進室および管理部を編入・新設し、コンプライアンス、リスク管理、安全、環境保全、社会貢献などCSRに関する諸活動を統一的に推進します。
近年、コンプライアンスや製品の安全性、環境保全等をめぐって、企業の社会的責任が従来にもまして厳しく問われるようになっています。当社では、社会のルールや企業倫理の遵守、地球環境への配慮、製品の安全性、地域社会や従業員の安全あってこその企業活動であり、そのうえで社会の発展や人々の生活の向上に資する製品を提供していくことが、メーカーとしての責務であると考えています。そこで、こうした企業の社会的責任を十分に果たしていけるよう、CSROおよびCSR推進本部を設置し、CSRの観点からの企業活動全般にわたるモニタリングの充実ならびにCSR関連諸活動の統一的な推進を図るとともに、万一、問題が発生した場合には、事実関係の調査や原因究明、善後策や再発防止策の策定・実施、対外公表等、必要な措置を適切かつ迅速に行える体制を強化することとしました。
なお、品質管理については、CSRの課題である一方、メーカーとしての物づくりの原点でもあるため、CPO(チーフ・プロダクション・オフィサー)の管轄下で全社的な品質管理を専門に推進していく組織として、同日付で品質管理推進室を設置します。また、CPO管轄下の安全環境品質統括室は、同日付で廃止します。
(組織図)
* 関連資料参照
(人事異動)
佐藤哲哉執行役員輸出管理室長を2月16日付で執行役員CSRO兼CSR推進本部長兼同本部輸出管理室長とします。