いすゞ、大型路線バス「エルガ」を新長期排出ガス規制に適合させ発売
いすゞ 大型路線バス『エルガ』を新長期排出ガス規制に適合させ発売
- 低排出ガス重量車認定取得、平成27年度燃費基準達成 -
いすゞ自動車(株)は、大型路線バス『エルガ』の低馬力車(191kW(260PS))に改良を施し、新長期排出ガス規制に適合させるなどして2月22日より全国一斉に発売します。
今回の改良では、公共交通機関であるバスに求められる環境性能、経済性能にきめ細かく配慮し、商品力の向上を図りました。
主な特長は次の通りです。
・ いすゞ次世代ディーゼルエンジンD-COREシリーズの6HK1-TCC(191kW(260PS)/2400rpm)を搭載し、新長期(平成17年)排出ガス規制に適合させると共に、低排出ガス重量車認定(新長期排出ガス規制値比PM10%以上低減)【排出ガス記号 PDG/PKG】を取得しました。
・ 低速走行の多い路線バスにも適した排出ガス後処理装置「DPD」を採用しました。燃料噴射制御と、排気スロットルを含めた吸排気系部品を細かく制御することで、セラミックフィルターが捕らえた排出ガス内のPMの確実な焼却を実現しました。
・ 車両総重量14トン超の車両(AT車除く)は、平成27年度燃費基準【排出ガス記号 PKG】を達成しました。
あわせて、新長期排出ガス規制に適合済みの大型観光バス『ガーラHD-9』を、低排出ガス重量車認定(新長期排出ガス規制値比NOx・PM10%以上低減)【排出ガス記号 BDG】に適合させ、2月22日より全国一斉に発売します。
<目標販売台数>
エルガシリーズ全体で 600台/年(国内)
ガーラシリーズ全体で 300台/年(国内)
<エルガ 東京地区希望小売価格>
* 関連資料 参照
<ガーラHD-9 東京地区希望小売価格>
* 関連資料 参照