大阪製鉄、東京鋼鉄との株式交換契約が失効
株式交換契約の失効について
大阪製鐵株式会社(以下、「大阪製鐵」)および東京鋼鐵株式会社(以下、「東京鋼鐵」)が昨年10月に締結した株式交換契約が本日失効いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。
記
大阪製鐵と東京鋼鐵は、昨年10月26日に株式交換契約を締結し、本年3月31日を期日に株式交換を実施すべく準備を進めてまいりましたが、本日、本株式交換の承認を得るべく開催いたしました東京鋼鐵の臨時株主総会において、本件についての承認が得られませんでした。つきましては、株式交換契約の定めにより当該契約は効力を失い、今回の株式交換は白紙撤回となります。
本案件は、輸入を含め今後さらなる競争激化が見込まれる一般形鋼業界において、両社が強固な経営基盤を確立する貴重な機会であるとともに、普通鋼電炉業界における将来を見据えた再編として極めて意義深いものと考え、推進してまいりました。両社は、第三者機関の評価に基づき、適切かつ公正な交換比率を定め、株式交換契約を締結したものであります。にもかかわらず、今回、交換比率への異議を理由に、この貴重な機会が失われたことは誠に残念であります。当社といたしましては、今後とも企業価値向上に向けた諸施策を検討し、実行してまいる所存です。
以 上