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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.05.Wed
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2007'08.09.Thu

マイクロソフト、ITシステム運用管理製品群「System Center」を本格展開

マイクロソフト、企業向けITシステム運用管理製品群
「System Center」を本格展開


 マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:ダレンヒューストン)は、企業向けITシステム運用管理製品群「System Center」の本格出荷に向けて、各製品のロードマップと位置付けを発表します。

 System Centerは、ITシステム運用管理製品の新しいブランドとして2006年6月に発表され、同製品群からはすでに3製品(System Center Data Protection Manager 2006、System Center Reporting Manager 2006、System Center Capacity Planner 2006)を発売しています。
 2007年の春からは、System Centerの主要製品であるSystem Center Operations Manager 2007、System Center Essentials 2007、System Center Configuration Manager 2007、System Center Virtual Machine Manager 2007を順次提供開始し、2008年には、System Centerの中核をなすSystem Center“Service Desk”を提供開始する予定です。これにより、これまでマイクロソフトが提唱していたITILをベースとしたITシステム運用管理フレームワークMicrosoft Operations Framework(MOF)を全面的にカバーする運用管理製品のラインナップを実現することになります。

 System Centerを利用することで、企業のIT部門は、運用管理コストとその業務負担が軽減され、主要業務である新規IT技術の開発やITサービスの提供により注力することが可能となります。


<現在提供中のSystem Center製品とその概要>

●Microsoft Operations Manager 2005(以下、MOM2005)

 ITサービスを容易に監視でき、組織と環境全体にわたって信頼性の高い拡張性を実現します。また、運用上の問題を迅速に解決するために必要なマイクロソフトのアプリケーションとオペレーティングシステム(OS)に関する運用のナレッジが含まれています。

●Systems Management Server 2003

 ネットワーク上に点在するPCの実態を把握し、企業の情報資産管理、IT資産管理、パッチマネジメント、更新・構成管理、脆弱性管理を実現する包括的なソリューションを提供します。また、関連ソフトウェアと更新プログラムを迅速に提供し、ITシステム全体の運用管理の手間とコスト低減を支援します。

●System Center Data Protection Manager 2006

 ファイルサーバーのDisk to Diskのバックアップに主眼をおいたバックアップソリューションです。Service Pack 1(SP1)では、クラスタ化されたファイルサーバー、SIS(シングルインスタンスストレージ)、および、X64 Windows Serverに対応しました

●System Center Capacity Planner 2006

 システム運用の安定稼働と事前のリソース分析を行うソリューションです。
 Exchange Server 2003とMicrosoft Operations Manager 2005のサイジング、プランニングを支援します。

●System Center Reporting Manager 2006

 SMSの情報とサーバーのイベントとパフォーマンスを管理するMOM2005が収集した情報を統合してレポートを作成するソフトウェアで、システムの運用管理に必要な情報の一元管理を実現します。これにより、IT管理者、マネージャ、および役員は、高品質なサービスと低コストを目指して、ITオペレーションの照会、レポート、および予測ができるようになります。


<今後提供予定のSystem Center製品とその概要>

●System Center Operations Manager 2007

 Microsoft Operations Manager 2005の後継製品で、同製品で実現していたナレッジ主体の管理やエンタープライズ規模への対応に加え、さらに管理対象を拡大しての提供を予定しています。
 管理対象をWindows Vista(R)クライアントにまで拡大し、企業の中で運用管理コストの大きな要素であるクライアントPC管理の効率化を実現していきます。また、サービス志向アーキテクチャ(SOA:service-oriented architecture)に基づき、Operations Managerと他のITシステム運用管理ソフトウェアとの相互運用性を重視して開発しています。
 2007年第一四半期に開発完了を予定しています。

●System Center Essentials 2007

 PC50台から500台を保有する企業、事業所規模を対象とした製品で、Operations Manager 2007とWindows Server Update Services(WSUS)の機能を統合し、運用管理性が向上された製品です。
 一方で、大規模なITインフラを管理する企業にも非常に有効なソリューションです。
 全国に支社を有する企業の場合、各支社、支店にSystem Center Essentialsを配置し、そのすべてのSystem Center Essentialsを本社のSystem Center Operations Managerによって一括管理することが可能となります。必要なオペレーションを支社・支店で実施し、その運用状況を本社で管理することで、IT運用の効率化を図ることができます。
 また、ASP的な運用モデルも可能です。中規模な事業者に向けて、運用管理ソリューションとしてSystem Center Essentialsを展開し、そのすべてをSystem Center Operations Managerで一括管理するサービスの提供形態も考えられます。
 2007年前半に開発完了を予定しています。

●System Center Configuration Manager 2007

 Systems Management Server 2003の後継製品として、OSの導入をより簡単かつ確実に実行するための配布機能の強化や、セキュリティ設定の管理機能を追加します。また、コンプライアンスレポートに必要な情報を、お客様の負荷を最小限にして収集する機能も含む予定です。
 2007年後半に開発完了を予定しています。

●System Center Virtual Machine Manager

 仮想化のIT技術が実用化段階にきている現在、また、Windows Serverの次期バージョン(開発コード名“Longhorn Server”)の仮想化技術が提供された後にさらに導入が進むことが予測される中、このような仮想化環境に関しても運用管理が必要となります。これらの仮想化環境やリソースを管理するのが、Virtual Machine Managerになります。
 Longhorn Server 提供開始後、2ヶ月以内の提供を予定しています。

●System Center “Service Desk”

 開発コード名 “Service Desk”は、ヘルプデスクなどのワークフローを最適化するソリューションを提供します。同製品は、ITILで定義される構成情報に加えて、System Center製品群が収集するサーバーやネットワーク、アプリケーションなどの稼働情報、性能情報、障害情報などを格納できるデータベースである、Configuration Management Data Base(CMDB)となります。
 2008年前半に開発完了を予定しています。


◆マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。

 マイクロソフト株式会社 Webサイト
  < http://www.microsoft.com/japan/ >
マイクロソフトコーポレーション Webサイト
  < http://www.microsoft.com/ >

*Microsoft、Windows Vistaは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
*Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。
*その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。


<この件に関するお問い合わせ>

マイクロソフト株式会社
■一般の方は
 マイクロソフト カスタマーインフォメーションセンター
 Phone.0120-41-6755

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