京セラ、柔らかくて切りにくい食材向けの専用ナイフ「パン切り&スライスナイフ」を発売
マイクロギザ刃が食材をしっかりとらえて、美しく切れる
「パン切り&スライスナイフ」新発売
京セラ株式会社(社長:川村誠)は、セラミックキッチン用品の新たなラインアップとして、パンやケーキなど、柔らかくて切りにくい食材向けの専用ナイフ、「パン切り&スライスナイフ」を3月1日より発売しますのでお知らせいたします。
■商品概要
※ 関連資料参照
■開発の背景
最近では、自宅で手軽にパン作りをする家庭が増えてきたこともあり、調理用ナイフで三徳包丁の次に揃えたいものとして、パン切りナイフへの需要が高まってきました。
そこで、今回ファインセラミックナイフの主力シリーズである「セラミックナイフ・Rモデル」に、パンやケーキなど柔らかくて切りにくい食材の調理に便利な「パン切り&スライスナイフ」をラインアップし、3月より発売します。
この新ナイフは、これまで当社が培ってきたファインセラミックスの製造ノウハウを活かし、独自の技術により開発した「マイクロギザ刃」を採用することによって、パンの切りくずが出にくく、焼きたてのパンや具のたくさん入ったサンドイッチでも、食材をしっかりととらえ、美しく切ることができます。
■商品特長
1.独自の「マイクロギザ刃」を刃部に採用
刃の表面がギザギザになるよう専用の砥石で特殊加工を施し、セラミックナイフでは初めてとなる「マイクロギザ刃」を実現しました。刃部を0.8mm均一の細かい波型にしたことによって、柔らかい食材の表面をしっかりととらえて切り込むことができ、パンなどは切りくずが出にくくなります。
また、パン切りだけでなく、トマトやハムなどのスライスにも適しており、従来のセラミックナイフよりも、余計な力を入れずに、さらにスムースにスライスできます。
2.握りやすいフィットデザイン設計を採用
柄の部分は、滑りにくく手になじんで握りやすいハンドル形状。京セラのセラミックナイフに共通した「フィットデザイン設計」を採用しました。丸みのある安定した持ち手は、手のひらで優しく包み込むことができます。また、ファインセラミックナイフは軽量であることから、長時間使用しても負担があまりかかりません。
【ご参考】
■「シェフズナイフ」も同時発売、さらに充実のラインアップ
シリーズ最長の刃渡り180mmの「シェフズナイフ」も新登場。野菜や肉、魚などの大きな食材のカットに最適です。これは、一般的に日本人が使うナイフの中で最も普及しているサイズであり、家庭用ナイフでもっとも使い易いという市場の声にもとづき採用しました。
また、セラミック刃は、軽いがゆえに手に持った際の刃の重量と柄のバランスが大変難しいのですが、本製品は、料理研究家の高城順子先生と共に最適バランスが得られる形を研究し、刃部を細身の形状にしました。
■「セラミックナイフ・Rモデル」について
京セラでは、錆びない、磨耗しにくい、金気が食材につかないというファインセラミックスの特長をいかしたナイフを1985年より発売。その後、素材や形状を工夫した「セラミックナイフ・Rモデル」を2004年に開発しました。多くのお客様から、切れ味のよさなどで好評を得ています。同シリーズは、果物や野菜の皮むきに便利な刃渡り110mmのフルーツタイプから、今回初採用の刃渡り180mmまで、合わせて計6タイプ(※)が揃っており、充実したラインナップとなっています。
※販売店により、柄・刃の素材(各2種類)がある為、計6タイプ15アイテムになります。
<Rモデルのラインアップ>
※ 関連資料参照