忍者ブログ

ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2025'02.05.Wed
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007'08.09.Thu

NXP、携帯電話向けのULPI高速USBトランシーバーを発表

NXP、業界最小の携帯電話向けULPI高速USBトランシーバを発表

携帯電話機大手メーカー各社との協業を通じ、携帯電話機に特有のデザイン ニーズに応えるソリューションを実現


 NXPセミコンダクターズ(以下「NXP」)は本日、携帯電話のデザイン特有のニーズへ応えられるように開発した新世代のULPI(UTMI+ Low-Pin Interface)ハイスピードUSBトランシーバを発表しました。同社のコネクティビティ ソリューションはすでに世界中で高く評価されていますが、本日発表された新製品によってその評価はさらに高まることを期待しています。最小パッケージのモデルで2.2 x 2.25 x 0.6mm、ボールピッチ0.4mmとなる、NXPの新しいトランシーバ ソリューション ファミリは、現在の市場で最小のトランシーバとして、スリムデザインの携帯電話、小型化著しいポータブル デバイスといった今日のマーケットにおけるデザイン ニーズに応えます。また、携帯電話の使用においてUSBを利用しない場合は、NXPのトランシーバをパワーダウン モードに設定することにより、わずか0.5μAという待機消費電力を実現することでバッテリーの消耗を抑えています。

 ITリサーチ大手In-Stat社のアナリスト、ブライアン・オルーク氏(Brian O’Rourke)は次のように述べています。「ワイヤレス ユーザーの間におけるデータ集中型アプリケーションの広がりに伴い、これからも携帯電話市場はUSBの組み込みを促進する最も大きな要因の1つであり続けるでしょう。このため携帯電話機のメーカー各社は次世代の携帯端末にUSB機能を実装するための新しい効率的なソリューションを求め、NXP社をはじめとするチップ ベンダー各社はこのようなメーカーのニーズを満たすための努力を重ねています。」

 NXPのビジネス ライン コネクティビティ担当バイス プレジデント兼ジェネラル マネージャー、ポール・マリノ(Paul Marino)は次のように述べています。「USB機能を搭載したスマートな最新の携帯電話機の開発に伴うニーズへ応えると共に、エンドユーザーの皆様が信頼できるUSB接続を通じて確実にデータや音楽、動画をやり取りできるようにするため、私たちは携帯電話機大手メーカー各社と緊密な協業を続けています。私たちが発表した新世代のトランシーバは、たとえば小さなフットプリント、超低消費電力、ULPI SDRモードとDDRモード、USB OTG、異なるシステム周波数のサポート、UARTモード切り替えなど、OEMの皆様が求める幅広い機能の選択肢を提供します。」

 NXPの新世代ULPI高速USB トランシーバ ファミリはISP1504x1、ISP1508、ISP1702、ISP1703の4モデルで構成されていますが、どのモデルもULPI Rev. 1.1、USB On-The-Go (OTG) Rev. 1.2、USB Rev. 2.0を含む幅広い業界標準規格へ完全に準拠しています。携帯電話固有のニーズへ応えられるように構築されているこれらのトランシーバは、携帯電話の幅広い入力電圧(3.0V~4.5V)をサポートしていると同時に、USBトランシーバの非使用時に設定されるパワーダウン モードでは0.5μA以下という超低消費電力でバッテリーの消費を抑えます。

 この第2世代ULPIトランシーバの最初の製品ファミリには、ホスト、周辺機器用途、OTG機能が用意されています。またISP1508、ISP1702、ISP1703は低システム電圧レベルに対応していると共に(VCC(I/O) 1.4V~1.95V)、一部のピンではSDR(Single Data Rate)またはDDR(Double Data Rate)モードのインターフェイスを指定することができます。さらに、これらの3モデルはOTG機能用にUSBチャージャーの検出、外部チャージ ポンプをサポートしています。

 NXPの第2世代ULPI高速USBトランシーバは業界コンソーシアムが開発したULPIトランシーバ インターフェイスを基盤にしているので、チップおよびシステムのデザイナはこれらの高速USBトランシーバをASIC(アプリケーション固有IC)やSoC(Systems-on-Chip)のUSBコアロジックへシームレスに接続することができます。このように独自インターフェイスではなく標準のULPIインターフェイスを使うことで、ASICおよびSoCのデザイナはデザインに要する期間を短縮し、テストを簡素化できるだけでなく、USBトランシーバとの確実な相互接続性を確保することが可能になります。


●出荷時期
 NXPのISP504x1、ISP1508、ISP1702は現在サンプルを出荷中で、ISP504x1は3月、ISP1508は4月にそれぞれ大量生産体制へ移行する予定です。ISP1703に関する詳細はNXPまでお問い合わせください。

 その他の情報は弊社Webサイト www.nxp.com/products/connectivity/usb/literature/ulpi/ をご覧ください。


【NXPセミコンダクターズについて】
 フィリップスによる創立以来、半世紀以上の長い歴史を誇るNXPは、世界トップ10社に数えられる半導体企業として広く認知されています。NXPの従業員数は世界26ヶ国で3万7000名を数えています。現在、オランダの本社を中心にグローバルにビジネスを展開し、携帯電話、パーソナル・メディア・プレーヤー、テレビ、STB(セットトップ・ボックス)、IDアプリケーション、自動車、その他幅広い範囲の電子機器向けに卓越した品質の半導体、システム・ソリューション、ソフトウェアを提供しています。NXPに関する最新情報はWebサイト http://jp.nxp.com/ (日本語)をご覧ください。

< 読者からのお問い合わせ先 >
 NXPセミコンダクターズジャパン株式会社
 メール:semiconductors.japan@nxp.com

PR
Post your Comment
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
trackback
この記事のトラックバックURL:
[7727] [7726] [7725] [7724] [7723] [7722] [7721] [7720] [7719] [7718] [7717
«  BackHOME : Next »
広告
ブログ内検索
カウンター

忍者ブログ[PR]