VGJ、ジュネーブモーターショーで新型「ゴルフ ヴァリアント」を発表
フォルクスワーゲン ジュネーブショーで新型「ゴルフ ヴァリアント」発表
初夏に欧州より販売開始
2007年3月ウォルフスブルグ発:フォルクスワーゲンは、3月8日(木)から18日(日)まで開催される第77回ジュネーブ モーターショーで、新型「ゴルフ ヴァリアント」を世界初公開します。
新型「ゴルフ ヴァリアント」は、1993年に初めて登場して以来、全世界で120万台以上生産された人気モデルで、日本では「ゴルフ ワゴン」として1995年から8万2千台以上が販売されました。新型「ゴルフ ヴァリアント」はゴルフ5のアーキテクチャーをベースに開発された第3世代モデルで、今年の初夏、ヨーロッパ市場より販売が開始される予定です。
新型「ゴルフ ヴァリアント」には、当初2種類のガソリンエンジンと2種類のディーゼルエンジンが用意されています。ガソリンエンジンは75kW(102PS)と103kW(140PS)があり、このうち140PS仕様の「ゴルフ ヴァリアント」は、スーパーチャージャーとターボチャージャーの双方で過給をする「TSI」エンジンを搭載した世界で唯一のステーションワゴンです。ディーゼルエンジンは77kW(105PS:5.2リッター/100km)と103kW(140PS:5.6リッター/100km)の2種で、140PS仕様の2.0L TDIの最高速度は205km/hに達し、燃費と走行性能を高次元で両立しています。
全長4.56mの「ゴルフ ヴァリアント」のラゲージスペースは最大1,550リットル(後部座席折りたたみ時)、5人乗車時でも745リットル確保されています。エクステリアデザインの特徴は、リヤフェンダーと完全一体型のテールランプや、クローム仕上げのフロントグリルおよびバンパープロテクターで、ワゴンスタイルの伝統と新しさを融合させたデザインとなっています。また、新機構として、長さ1.36mのパノラマサンルーフを搭載するなど、ワゴンとしての機能性と快適性を大幅に向上させています。
今回のジュネーブ モーターショーでは、新型「ゴルフ ヴァリアント」のほか、フォルクスワーゲンによる低燃費車シリーズ「BlueMotion (ブルーモーション)」の第二弾である、新型「パサート ブルーモーション」も世界初公開されます。併せて、2009年に施行されるEuro-5基準を初めてクリアするフォルクスワーゲン車となる新型「フェートン V6 TDI」の展示も行われる予定です。
※TSIは、フォルクスワーゲンAGまたはフォルクスワーゲングループ各社の登録商標です。