シマヤと日本恒順、家庭用調味料「香醋」の日本での製造・販売で業務提携
新商品の調味料「香醋」を共同開発
シマヤと日本恒順が香醋販売で業務提携契約を締結
株式会社シマヤ(本社:山口県周南市、代表取締役:原田 亮彦、以下シマヤ)と、日本恒順株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役:桝谷 文武、以下日本恒順)は、この度、中国で最も親しまれている家庭用調味料の一つである香醋(こうず)(*1)の日本での製造・販売に関する業務提携契約を締結しました。
まずは、本年5月より新製品「恒順香醋 甕(かめ)貯蔵」の販売を開始します。シマヤが持つ「だし」や「麺つゆ」などの販路を活用し、日本恒順が持つ「恒順」ブランドによる香醋市場の拡大を目指します。
近年食品業界では、本物を追及する消費者の需要拡大や、健康志向の高まり、国内食品市場の成熟化によって、新しい商品価値の創造、生産力・安全面の強化などが重要な課題となっております。創業から100年以上の間、『やさしく、おいしく』にこだわり続け、国内を中心に調味料分野において事業展開を行ってきたシマヤは、中国国内で調味料として一般家庭に普及し、年間約13万トン以上が消費される「鎮江香醋」の存在に着目。創業160年以上の歴史を持ち、圧倒的なシェアを誇る中国江蘇恒順集団有限公司の日本代理店である日本恒順との提携により、日本国内で「恒順」ブランドの香醋を製造、販売していきます。
今後、日本恒順の「恒順」ブランドと安定した原料供給体制、シマヤのもつ高度な品質管理体制を活かし、積極的な商品展開を進めます。
シマヤでは本提携により、初年度約5億円の売上を見込んでおります。
(*1) 香醋:
もち米を原料に製造された中国の黒色のお酢のこと。豊富なアミノ酸を含有することから注目されています。