忍者ブログ

ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2025'02.05.Wed
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007'08.12.Sun

トムソン・トレードウェブ、米国債をアジア時間にリアルタイムで売買するサービスを開始

トムソン・トレードウェブ、アジア時間に米国債の電子取引開始へ

-アジア事業の拡大を目指し、東京にデータセンターを新設-


 東京・ロンドン 2007年3月6日-電子取引世界大手のトムソン・トレードウェブは、今般、トレードウェブ上において、米国債をアジア市場の取引時間にリアルタイムで売買するサービスを開始しましたので、お知らせいたします。加えて、アジア太平洋地域における米国債の電子取引のさらなる拡充を図り、最新のマーケット情報を提供するため、東京にデータセンターを新設しました。トムソンコーポレーションの事業部門であるトムソン・トレードウェブは、複数の証券会社が参加するマルチ・ディーラー・システムによるオンライン取引プラットフォームを構築、世界の機関投資家向けに欧米の債券およびデリバティブ商品の電子取引の仲介を行っています。

 機関投資家や中央銀行をはじめとするアジア地域のお客様には、2005年より、トレードウェブのサービスを欧米市場の取引時間にご利用いただいておりましたが、今後は、債券の売買がアジア市場の取引時間にリアルタイムでご利用いただけるようになります。これにより、トレードウェブのネットワークを通じて、米国債の電子取引が初めて全世界24時間体制で可能となります。さらに今後は、ディーラーや機関投資家のニーズをふまえ取引対象商品をさらに拡大し、欧州政府債の取引もまもなく開始する予定です。

 現在、トレードウェブのオンライン取引プラットフォームに参加している証券会社のうち、バンク・オブ・アメリカ証券会社、ベアスターンズ、シティグループ、ドイツ銀行、RBSグリニッチ・キャピタル、HSBC、JPモルガン、リーマン・ブラザーズ、メリルリンチ、モルガン・スタンレー、UBSインベストメント・バンクの11社が、アジア市場の取引時間に対応しています。

 1998年に米国債のオンライン取引サービスを開始して以来、トレードウェブは160兆ドルを超える債券取引を行っており、世界の有力プロバイダーとしての地位を確立してきました。トレードウェブの1日の平均取引高は2,000億ドル(約24兆円、1ドル=120円換算)にのぼります。そのシステムは正確な売買気配値の提供、アロケーションや約定確認の自動送信といった最先端の機能を搭載し、効率的で最適な価格での取引を実現しています。またSTPネットワークの活用により、オペレーショナル・リスクの軽減を図ることができる点も、トレードウェブの強みとなっています。

 トムソン・トレードウェブの代表取締役社長のリー・オレスキーは、今回のサービス拡充について以下のようにコメントしています。「トレードウェブによる債券の電子取引は、米国債市場の流動性拡大の先導役となってきましたが、この度、アジア市場でもリアルタイムでの電子取引が実現したことを大変嬉しく思っています。トレードウェブ上で取引時間が拡大したことにより、アジア地域のお客様の利便性が大きく向上し、さらに、グローバルベースでの債券市場の電子取引の統一化に向けた重要なステップを踏み出したことになりました。また、近い将来、取引対象商品の拡大についてもお知らせできることを楽しみにしています。なお、今回のサービス拡充はトレードウェブのアジア地域におけるコミットメントを示すものであり、今後もアジア地域における事業展開にさらに積極的に取り組んでまいる所存です」。

 トレードウェブのユーザーからは、以下のようなコメントが寄せられています。台湾の新光保険(Shin Kong Life Insurance)のディーリング総括責任者のマイケル・チャン氏は、「当社のような総合金融機関では債券トレーディングの売買金額は大きく、その種類も多岐にわたります。電子取引時間が延長されたことで、トレードウェブのシステムはより利便性の高いプラットフォームとなりました。さらに、流動性が高く、取引にも厚みがあることから、当社の資産運用やリスク・ヘッジには欠かすことのできない重要なツールとなっています」と述べています。

 JPモルガン証券会社(東京支店)の金利トレーディング共同責任者の國次勝氏は、「当社では、より有利な執行と効率向上を求める顧客に対しより良いサービスを提供すべく様々な手段やツールを模索してきました。今回のトレードウェブのサービス拡充によって、日本における米国債の電子取引が可能となり、当社の機関投資家顧客に対し、アジアの取引時間に加え、24時間、シームレスに流動性を提供する体制が整いました」とコメントしています。


●トムソン・トレードウェブについて
 トムソンファイナンシャルグループの事業部門であるトレードウェブは、1998年に債券・デリバティブの電子取引サービスを開始して以来、取引件数は1,100万件超、総取引額は160兆ドルに達しています。トレードウェブは35社の世界トップクラスの債券ディーラーと、2,200社を超える北米、欧州、アジアの機関投資家の取引をオンライン上で仲介しており、1日の平均取引額は、2,000億ドルにのぼります。また、トレードウェブのSTPネットワークは、約定決済を自動化するTradeXpressのシステムにより、ペーパーレスで迅速な決済を可能としています。加えて、デリバティブ取引管理、決済指示、OTCデリバティブ取引に必要な法的書類作成用のデータベースとして役立つAccountNetのシステムなども利用可能です。

●トムソンコーポレーションについて
 トムソンコーポレーションは、企業や専門家に必須の電子情報ソリューションを提供するグローバル企業です。トムソンコーポレーションは米コネチカット州スタンフォードに本拠地を置き、法律、税制、会計、金融、科学、ヘルスケアなど多岐にわたる分野において、付加価値の高い情報、ソフトウェア、アプリケーションを提供しています。ニューヨーク証取およびトロント証取(TOC)に上場しています。

PR
Post your Comment
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
trackback
この記事のトラックバックURL:
[8558] [8557] [8556] [8555] [8554] [8553] [8552] [8551] [8550] [8549] [8548
«  BackHOME : Next »
広告
ブログ内検索
カウンター

忍者ブログ[PR]