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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.05.Wed
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2007'08.12.Sun

凸版印刷、「ディメタライズド・ホログラム」を用紙にすき込む微細加工技術を開発

「ディメタライズド・ホログラム」を用紙にすき込む微細加工技術を開発
~ より高度なセキュリティを実現し、偽造防止の切り札に ~


 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:足立直樹、以下凸版印刷)は、「ディメタライズド・ホログラム」を、証明書、商品券などの用紙にすき込む(抄造する)微細加工技術を開発しました。高度なセキュリティ性が求められる有価証券向けに、2007年3月6日より販売を開始します。

 「ディメタライズド・ホログラム」は、ホログラムのアルミ蒸着を部分的に取り除くこと(ディ・メタライズ)で、従来のホログラムでは不可能だった高精細・高精度な文字やパターンを用紙に転写する特殊なホログラムです。2005年3月より販売を開始し、現在は主に商品券や証明書などの偽造防止として使用されています。

 今回、凸版印刷ではこの「ディメタライズド・ホログラム」を商品券や、証明書などの用紙自体にすき込む加工技術を開発しました。これにより、ホログラムを用紙と一体化させ、一部分だけ表面に露出させたり、「透かし」のように特殊な陰が見えるなど、セキュリティ性が高まり、より偽造が困難となります。

 偽造事件が多発している国内主要商品券の偽造防止策や、証紙、証明書などの公的セキュリティ商品、海外向けパスポートなどを中心に拡販を進めます。

 今後も凸版印刷では、さらなるセキュリティ関連技術の研究・開発を進め、安
心で安全な生活の実現を目指します。


<開発の背景>
・近年、カラーコピー機やスキャナーの性能向上にともない、素人でも容易に精巧な偽造品をつくることができるようになっています。
・有価証券の偽造事件が多発しており、同時に卒業証書や各種証明書などの偽造事件も起こっています。
・新紙幣への最新偽造防止導入に伴い「偽造防止」に消費者の関心が高まっています。
・偽造が発生してから対策を取るのではなく、未然に防止する為に偽造防止技術を導入する企業が増えています。

<特長>
・ホログラムが用紙に「すき込まれる」ため、「銀紙」や「市販ホログラム」を貼りつけるだけの偽造は不可能に。
・ホログラムと用紙を一体化させるため、ホログラム製造技術に加え特殊加工を行う技術や設備、そして紙にすき込む(抄造する)技術が必要となり、偽造は困難。
・埋めこんだホログラムも、透過光での確認できる(すかし効果)。
・「ディメタライズド・ホログラム」の活用により、従来のホログラムでは不可能だった高精細・高精度な文字やパターンを作成可能。
・銀紙や従来のホログラムを貼りつけて、「ディメタライズド・ホログラム」と同じ表現をすることは極めて困難。
・カラーシフト機能付きのディメタライズスレッド用紙等、ディメタライズ機能を応用した用紙を順次ラインナップする予定

<主な用途>
・特に「高額券」「広域券」などの従来よりレベルの高い偽造防止技術が必要な金券
・商品券などの有価証券、海外輸出品などの認証ラベル
・学校、各種団体、自治体等が発行する証明書用紙や認定証 

<販売目標>
・初年度 約5億円


以上

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