三菱電機、ハイビジョン液晶テレビ「REAL MXシリーズ」3機種を発売
高画質と高音質を正面で楽しめる「オートターン」機能と目にやさしい「家庭画質モードII」を搭載
三菱液晶テレビ「REAL」MXシリーズ発売のお知らせ
三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、新開発の高画質回路「DIAMOND EngineV」で再現したデジタルハイビジョンの高画質映像と、DIATONE音響技術による高音質を「オートターン」機能によりベストポジションで楽しめ、さらに見る人と周囲環境に合わせて最適な画質を提供する「家庭画質モードII」を搭載した機種をはじめとする、ハイビジョン液晶テレビ「REAL」MXシリーズ3機種を4月21日から発売します。
●発売の概要
商品名 形名 希望小売価格 発売日 当初月産台数
37V型ハイビジョン液晶テレビ LCD-H37MX70 オープン 4月21日 5,000台
32V型ハイビジョン液晶テレビ LCD-H32MX70 オープン 4月21日 15,000台
26V型ハイビジョン液晶テレビ LCD-H26MX7 オープン 4月21日 5,000台
●発売の狙い
国内の液晶テレビは、2006年度にテレビ総需要の約70%にあたる約580万台を占め、2007年度には約80%の約700万台が見込まれており(当社予測)、一般的なテレビとして普及しつつあります。
当社は今回、「キレイ」で「人にやさしい」テレビを開発コンセプトに、高画質回路「DIAMOND EngineV」による高画質と、当社が長年培ってきた音響技術を投入して独自開発した高音質回路「DIATONEリニアフェイズ」回路によるクリアな高音質を、「オートターン」機能により正面のベストポジションで視聴できる液晶テレビの新商品を発売します。
さらに、見る人と周囲環境に合わせて最適な画質を提供する「家庭画質モードII」機能や、ユニバーサルデザインを取り入れた「かんたんリモコン」など、人と環境に配慮する当社家電製品の「ユニ&エコ(ユニバーサルデザイン&エコロジー)」コンセプトに即した製品づくりを図っています。
●新製品の特長 <LCD-H37MX70、LCD-H32MX70>
1.高画質回路「DIAMOND EngineV」搭載により、滑らかで鮮明な映像を再現
デジタル信号のダイレクト入力や映像の特徴に合わせて自動的に画質・音質を調整する「オートジャンル適応画質・音質モード」など、機能を強化した「DIAMOND EngineV」搭載により、ノイズの少ない滑らかで鮮明な画質と、さまざまなシーンで最適な映像表現を再現します。
2.「DIATONEリニアフェイズ」回路によるクリアな高音質を再現
当社が長年培ってきたDIATONE音響技術を投入して独自開発した「DIATONEリニアフェイズ」回路の搭載により、クリアな高音質を再現します。
3.リモコンで高画質・高音質を正面から楽しめる「オートターン」機能を搭載
リモコン操作でテレビ画面が左右各約30度ずつ振り向く「オートターン」機能により、高画質映像と高音質を正面のベストポジションでお楽しみいただけます。
4.「家庭画質モードII」搭載により、視聴年代層と部屋の明るさに合った目にやさしい画質を実現
従来の当社「家庭画質モード」では、「視聴者」別の輝度・コントラストと「部屋の明るさ」に応じた輝度を独立して制御していました。「家庭画質モードII」では「ジュニア」「シニア」といった視聴者の年代ごとに、部屋の明るさに応じた調整パラメーターを設定することで、より実際の使用環境に合わせた画質調整が可能になりました。
●新製品の特長 <LCD-H26MX7>
1.高画質回路「DIAMOND EngineIV」搭載により、滑らかで鮮明な映像を再現
2.「家庭画質モード」搭載により、視聴年代層と部屋の明るさに合った目にやさしい画質を実現
●特長の詳細 <LCD-H37MX70、LCD-H32MX70>
1.高画質回路「DIAMOND EngineV」搭載により、滑らかで鮮明な映像を再現
(1)「オートジャンル適応画質・音質モード」
映像の明るさを解析して、3つのカテゴリー(ブライト、ノーマル、シャドー)に分類し、最適な画質に自動調整する機能です。さらにデジタル放送では、EPG(電子番組表)に含まれる「映画」「ドラマ」「音楽」などのジャンル情報も活用して、映像内容により適した映像・音質モードに自動調整します。
(2)HD3DDNR回路
デジタルハイビジョン放送の映像平坦部のノイズ感を低減し、クリアで上質な映像を再現します。
(3)ダイナミックレベルエクスパンダー
暗いシーンでは黒つぶれで見えにくかった映像部分の再現性を向上し、明るいシーンでは白つぶれを防止しながら黒を引き締めることで、コントラスト感の高い映像に仕上げます。
(4)インテリジェントバックライトコントロール
画面内容に応じて液晶パネル内のバックライトを自動的に制御し、暗いシーンでは黒を引き締め、明るいシーンではコントラスト感のある映像に仕上げます。
(5)ナチュラルカラーマトリクス
色の12軸(R[赤]、G[緑]、B[青]、Y[黄色]、M[赤紫]、C[青緑]とその中間色)を独立に調整でき、より一段と鮮明な色再現性を実現します。
2.「DIATONEリニアフェイズ」回路によるクリアな高音質を再現
スピーカーユニットの特性やスピーカー開口部の形状など、音質に与える悪影響を打ち消す補正信号を加えることで、高級スピーカーに近い高音質な音場を再現します。
3.リモコンで高画質・高音質を正面から楽しめる「オートターン」機能を搭載
最適な視聴位置にテレビを向けるだけでなく、リモコンボタン「中央」のワンプッシュ動作でセンター位置に戻ります。また、あらかじめ設定しておくと、電源OFF時に自動的にセンター位置に戻せます。手で動かして、センター位置に微調整する煩わしさがありません。
4.「家庭画質モードII」搭載により、視聴年代層と部屋の明るさに合った目にやさしい画質を実現
例えば部屋が暗くなったとき、高齢者向けの「シニア」では画面の明るさを極端に落とさないようにし、目の感度が高い若齢者向けの「ジュニア」では明るさを大幅に落とすようにして、「見やすくて目にやさしい」画質を実現します。
ア)「ジュニア」モード:明るさを徹底的に抑制したモードです。近くからアニメなどを視聴しがちな
お子様の目にやさしい最適なモードです。
イ)「シニア」モード:明るいシーンではまぶしくないように、また暗いシーンでは暗すぎて見えにくく
ならないように補正をかけます。
ウ)「スタンダード」モード:メリハリ感を残しながら明るさを抑制します。通常設定として最適です。
●その他の特長 <3機種共通>
1.「かんたんリモコン」と「かんたん操作メニュー」で、ストレスの少ない操作を実現
普段よく使うチャンネルボタンなどを大きく、見やすくレイアウトしました。さらに見ている画面の状態(地上デジタル放送視聴時やEPG画面表示時)でよく使う操作機能のメニューを優先して表示する「かんたん操作メニュー」を搭載したことで、ほとんどストレスを感じずに素早い操作ができます。
2.映像の遅延時間を短縮しゲームの操作性を改善する「ゲームモード」搭載(LCD-H26MX7を除く)
通常テレビは映像回路で高画質処理を行うので、信号が入力されてから映像が出るまで遅れが発生し、ゲーム操作の支障となる場合がありました。「ゲームモード」では画質処理を最小限に抑えて遅れを低減することで、キー操作が画面に反映するまでの時間を短縮しています。
3.デジタル放送のチャンネル設定も簡単にできる「らくらく設定」機能
テレビ設置時に行うチャンネル設定などを、問いかけ方式で設定できる「らくらく設定」を搭載しました。郵便番号を入力するだけで地上デジタル・地上アナログのチャンネル設定が完了します。さらに手順をテレビが音声でガイドします※1ので、慣れない操作を安心・確実に行うことができます。
※1:LCD-H26MX7を除く
4.身近な使い勝手を追求した簡単・便利機能群
(1)多彩な入力ソース※2を同時に楽しめる「2画面機能」
※2:地上・BS・110度CSデジタル・地上アナログチューナーは1チューナー
(2)料理のレシピなど、気になる情報をボタンひとつでメモできる「静止画機能」
(3)入力の切り換え時に、接続していない入力端子を自動的にスキップできる「かんたん入力切換」
(4)多様な親切音声モードを搭載し、聞き取りやすさを向上
ア)「デジタルソフトトーン」(LCD-H26MX7を除く):CMに切り替わった際に急に大きくなる音量を自動的に下げる機能です。従来アナログ放送のみでしたが、新たにデジタル放送にも対応しました。
イ)「声ハッキリ」:アナウンサーや人の声が聞きやすくなります。お年寄りに優しい機能です。
(5)寝室などの静かな環境でもテレビ内のファン音が気にならないファンレス設計
(6)転倒防止ベルトを付属するなど転倒防止を考慮したスタンド設計
5.豊富な端子群を装備
(1)HDMI端子・・・2系統2端子(LCD-H26MX7を除く)
ケーブル1本で映像と音声を簡単にデジタル接続でき、高精細で高音質の映像・音声情報を入力できるHDMI端子(Ver.1.2a)を搭載しています。
(2)D4端子…2系統2端子
(3)PC端子(D-sub15ピン)…1系統1端子
(4)前面入力端子(S+コンポジット)
本体前面に入力端子を配置し、DVカメラやゲーム機などを接続する場合に便利です。
6.環境にやさしい「省エネ」、「省資源」、「環境リスク物質の排除」に配慮した製品づくり
(1)「6つの省エネ設計」による業界トップクラスの省エネ設計を実現
ア)主電源切り時「0W」(ゼロワット)設計
イ)「家庭画質モード」や「家庭画質モードII」機能で消費電力もセーブ。最大で消費電力を約50% カット
ウ)無信号時(約10分後)電源オートOFF※3
エ)無操作時(約3時間以上)電源オートOFF
オ)電力量節約モードで消費電力をセーブ
カ)消画モードで音声のみを楽しみながら消費電力をセーブ
※3:LCD-H26MX7において、デジタル放送選局時を除く
(2)J-Moss※4の規定に基づく「グリーンマーク」適応
※4:資源有効利用促進法に基づく、特定の化学物質の含有表示方法
●主な仕様
※添付資料を参照
製作担当工場/カタログ請求先
三菱電機株式会社 京都製作所 AV営業統轄部 テレビ営業課
〒617-8550 京都府長岡京市馬場図所1番地
TEL:075-958-3091
お客様からのお問い合わせ先
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