バンダイネットワークスなど、次世代モバイルゲーム開発環境「X-Forge」を共同展開
バンダイネットワークスとアクロディア、
次世代モバイルゲーム開発環境「X-Forge」でゲームSDK事業を共同展開へ
バンダイネットワークス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:大下 聡、以下「バンダイネットワークス」)と、株式会社アクロディア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:堤 純也、以下「アクロディア」)は、本日、次世代モバイルゲーム開発環境「X-Forge(TM)」を共同展開していくことに合意したと発表しました。
「X-Forge」は、主としてモバイル機器向けの高性能ゲーム制作のためのソフトウェア開発キット(SDK)です。この中には、ゲームエンジン、アーティスト用ツール、ユーティリティなど、ゲーム制作に必要な要素がすべて含まれています。「X-Forge」は、モバイル機器の、メモリ・パフォーマンスの限られた環境の中で、デバイスの性能を最大限に引き出すように設計されており、また、モバイル機器におけるスタンダードな3DグラフィックAPIであるOpen GL(R) ESもサポートしています。さらに、ローエンド機種からハイパフォーマンス機種まで、モバイル機器の様々なOSやハードウエアに幅広く適応しています。
「 X-Forge」により、ゲーム開発者は、OSやハードウエアの違いを意識する事なく、今までにない高度なグラフィックを用いた高性能のゲーム開発が可能になります。また同時に、開発期間、開発コストの削減も可能です。
今回、バンダイネットワークスは、アクロディアが保有する「X-Forge」の知的財産権を共有し、両社のネットワークを通じて「X-Forge」を共同で国内外に販売していくとともに、自社コンテンツの開発に積極的に「X-Forge」を活用してまいります。また、アクロディアは、バンダイネットワークスの持つゲーム開発ノウハウを次期バージョン開発にフィードバックしてまいります。
以 上
■バンダイネットワークスについて
2000年9月に株式会社バンダイから分社。資本金11億13百万円、代表取締役社長 大下 聡。
人気のキャラクターの版権を取得し消費者に受け入れられるように商品化するキャラクターマーチャンダイジングを得意とするバンダイの強さを武器に、独自のサーバ運用のノウハウや優れた企画力・発想力、それにパートナー企業との連携を存分に活かして、コンテンツ事業やソリューション事業、コマース事業など幅広く手がけています。
バンダイネットワークスが提供している携帯電話向けコンテンツは、約370万人のユーザー(有料会員、国内)にご利用いただいています。2003年12月12日にJASDAQ市場(コード:3725)に上場しております。
■株式会社アクロディアについて
アクロディアは、モバイル端末のミドルウェア技術などソフトウェアの研究開発を行う技術集団です。特にユーザーと端末との間をつなぐ様々なインターフェース技術にフォーカスしており、現在ユーザ・インターフェース技術およびメール拡張技術などを市場に提供しております。さらに、モバイルプラットフォームのインターフェースをより使いやすくするためにも欠かせない、グラフィック性能の向上に関する研究開発にも力を注いでおります。常により良い製品を追求し、技術の向上を図る当社の姿勢と取り組みは各方面より高い評価をいただいており、日本や韓国のみならず中国やヨーロッパ、北米などグローバルな市場で営業活動を展開しております。
なお、アクロディアは設立後わずか2年3ヶ月で、2006年10月19日に東証マザーズに上場いたしました。
設 立:2004年7月
本 社:東京、/拠点:ソウル、エスポー市(フィンランド)
*添付資料あり。
※X-Forgeは株式会社アクロディアの商標です。
※Open GLは米国Silicon Graphics Inc.の登録商標です。