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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2025'02.03.Mon
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2007'08.16.Thu

ミクニ、燃料電池システム向けに水素漏れ検知用の水素センサーを開発

燃料電池システム用関連製品
水素センサ開発のお知らせ


 当社は、セラミックス-Pd(パラジウム)コンポジット膜を使用した水素漏れ検知用の水素センサの開発に成功しました。本製品は世界で初めてセラミックス中にPdを微細分散させる技術を確立し、高感度且つ優れた水素選択性を有しながら、高耐久性及び低コストを実現しました。

 当社の自動車関連品事業及びガス機器関連品事業の市場におきましても「環境」に配慮した製品ニーズが高まっており、その一つとして「燃料電池システムの利用」があり、様々な方面で盛んな研究開発が行われております。当社におきましても燃料電池に関わる製品群の一つとして、水素センサの開発を産学官の連携の下で鋭意進めてまいりました結果、高感度で高耐久性を有し、低コストの水素センサを開発することができました。

 当社は、今後燃料電池システム製品が様々な生活環境分野に浸透していくことを踏まえ、既に家庭用燃料電池システムで採用されている「改質器用水ポンプ」をはじめとした各種制御弁・遮断弁等の燃料電池システム周辺コンポーネントの開発・市場投入を行う所存であります。今回開発した水素センサにつきましても、2009年度内には商品化をする準備を進めており、燃料電池システム以外へのアプリケーション展開も含めて、検討してまいりたいと存じます。

 尚、本成果は科学技術振興機構研究成果活用プラザ宮城 事業化の為の育成研究プロジェクト「新規コンポジット膜を利用した水素センサの開発」で岩手大学(材料物性工学科 山口明助教授)との共同研究開発により得られたもので、詳細は2007年3月27日~29日の「日本金属学会春期大会」にて紹介される予定です。


1.本センサの機能
 0.01~4%(水素爆発濃度領域の4%以下)の水素漏れ(濃度)を検知。


2.本センサが考えられる用途
 水素燃料を使用するアプリケーション全般(主として燃料電池システム関連)


3.開発製品外観
 添付資料をご参照ください。


以 上

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