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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2025'02.03.Mon
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2007'08.16.Thu

米IDT、PCI Express対応のシステム・インターコネクト・ソリューションを発表

IDT、高密度ブレードシステム内の全通信を管理する
業界初のPCI Expressインターコネクト・ソリューションを発表

最大64レーン/16ポートをサポートすることにより柔軟なシステム資源の共有化を実現


 大手半導体ソリューション・サプライヤのIDT(TM)(Integrated Device Technology,Inc.、本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、NASDAQ:IDTI、以下 IDT)は本日、フルラインレートのスループットと高い信頼性、および優れたサービス品質(QoS:Quality of Service)を提供し、システム全体の通信を効率的に管理する業界初のPCI Express(R)(以下PCIe(R))対応システム・インターコネクト・ソリューションを発表した。新製品は、ブレードシステム・メーカーが、継続的な高パフォーマンス性や、システム内の柔軟な資源共有化を実現するために必要となる容量、拡張性やスループットに対応できるように最適化されている。業界初の64レーン/16ポート製品を含むこの堅牢なソリューションを採用することによって、装置メーカーは、要求の厳しいサーバやストレージ、通信、組み込み機器向けのアプリケーションに対して、PCIeが必要となる高パフォーマンスなシステム内プライマリ接続として使用することができる。

 今回、新たにPCIeスイッチ7製品が加わり、すでに業界をリードするIDT PCIeシステム・ソリューションのスイッチ製品ファミリが17製品に拡充された。
 新製品の中の3製品はPCIe対応システム・インターコネクト・スイッチで、ブレードシステム内のルートコンプレックスと高機能エンドポイント間の通信を管理する。これらはローエンドで使用する8ポート/32レーンから、単一のPCIeスイッチとしては業界最大の16ポート/64レーンまでの幅広いラインアップを誇り、業界最大規模のスイッチング容量とシステム拡張性を実現するほか、システム負荷に関係なく同時に発生する複数のトラフィックフローに対してルラインレートのパフォーマンスを提供する。それ以外の4製品はインター・ドメインPCI Expressスイッチの新製品である。インター・ドメインPCI Expressスイッチの新製品には2ポート品と3ポート品があり、アドレス変換機能ならびにPCI Expressドメイン間のNTB(ノン・トランスペアレント・ブリッジ)機能を備えている。

 IDTのシステム・インターコネクト・ソリューションは、堅牢性の高いマルチルート間通信を提供し、また、既存のPCIe対応プロセッサとエンドポイントの有効利用を実現するI/Oの仮想化や共有化に向けた構成を提供することで、ピアツーピア・スイッチより柔軟性のあるシステム構築が可能となる。

 既に確立された IDTの 他のPCIeソリューションと同様に、今回の新製品も消費電力低減に向けて最適化されている。実際、当製品ファミリは、今日のPCIeシステム・スイッチング・ソリューションの中でポート当たり消費電力が最も低い。
 そのため、高い拡張性を備えた高密度のブレードシステムを構築できるほか、システムの温度管理条件を大幅に緩和できることからTCO(総所有コスト)の削減も実現する。

 IDTのバイス・プレジデント兼シリアル・スイッチング事業部のゼネラルマネージャを務めるマリオ・モンタナ(Mario Montana)は、「私どもは、当社のインターコネクト・アーキテクチャが、拡張性や柔軟性に対するニーズの高まりに確実に対応できるように、大手システムOEM企業と緊密に連携して取り組んできました。
 今日のPCIeスイッチの中で最大規模の64レーン/16ポート製品には、すでにお客様から高い関心が寄せられています。現在一般的に使用されているピアツーピア・スイッチの能力をはるかに超えるパフォーマンスと先進機能を備えたシステム・インターコネクト・ソリューションをお客様に提供できることをうれしく思っています」と述べている。


■開発ツールと顧客サポート
 全新製品には専用の評価・開発キットが用意されており、デバイスの試験や解析、システム・エミュレーションが行える。キットでは、典型的なアップストリームおよびダウンストリーム接続を備えた評価ボードと、IDTが開発したGUIベースのソフトウエア環境が提供され、設計者がシステム要件を満たすようにシステムやデバイスの構成を詳細に調整できるようになっている。さらにIDTでは、設計されたOEMシステム製品を確実に目標どおりの期間で開発・生産化するために最適化できるよう、システムのモデル化やシグナル・インテグリティの解析、回路やレイアウトのレビューを行うサービスなど、広範かつ協力的な技術サポートを顧客に提供している。

■供給状況
 新製品は現在、特定の顧客に向けてサンプル出荷中である。価格やサンプル出荷予定などの詳しい情報は、http://www.IDT.com/go/pciexpress_bに掲載されている。


■IDT PCI Express製品について
 IDTは、システム・インターコネクト・ソリューションやシステムのI/O接続の要求に対応する低消費電力スイッチング・ソリューションを幅広く提供している。さらに、IDTはPCI Expressのタイミング・ソリューションで業界をリードするプロバイダである。IDTはPCI Express SIG(Special Interest Group)のメンバーで、PCI Express規格に基づいて戦略的に製品開発を推進している。


< IDT社の概要 > URL:http://www.idt.com/

 IDTは、重要な半導体ソリューションの開発提供における世界的なリーディング・カンパニーであり、お客様の技術革新スピードの加速を支援します。通信、コンピューティング、民生といったアプリケーション分野では、性能に対する要求が絶えず進化していますが、IDTのソリューションにより、激しい変化をともなうお客様のシステム設計上の複雑な課題の解決をお手伝いいたします。

 システム分野のノウハウと幅広い技術を強みに、IDTはタイミング製品やネットワーク・サーチ・エンジン、フロー・コントロール・マネジメントIC、および標準規格対応のシリアル・スイッチ製品など、必要不可欠なソリューションを提供しています。カリフォルニア州サンノゼに本社を置くIDTは、設計、製造、および販売の拠点を世界中に持っています。IDTの株式は、NASDAQ株式市場(R)において”IDTI”の銘柄で取引されています。
 IDTに関する更に詳しい情報については、http://www.IDT.comをご覧ください。

<日本IDT株式会社 について> URL http://www.idt.co.jp/

 日本IDT株式会社(所在地:東京都千代田区三番町8番1三番町東急ビル7F、資本金:1億円)は、米国IDT社が100%出資し1987年に設立されました。日本IDT
株式会社は、お客様のイノベーションの加速に不可欠な半導体ソリューションの設計、開発、提供におけるワールドリーダーであるIDTの日本法人です。通信、コンピューティング、デジタル家電分野において、技術発展のために複雑化するシステム設計の問題解決を支援します。システムレベルの技術知識と、広範囲にわたるさまざまな技術を統合することで、IDTは、タイミング製品、ネットワーク・サーチ・エンジン、フロー・コントロール・マネジメントIC、また業界標準規格に準拠したシリアル・スイッチ製品を含め、必要不可欠な製品を提供していきます。


●お問い合わせ先
 日本IDT株式会社 電話:03-3221-9823

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