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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.03.Mon
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2007'08.16.Thu

雪印乳業、チーズの機能性に関する研究結果を発表

雪印乳業株式会社
2007年春季 学会発表について

チーズの機能性に関する研究発表


 雪印乳業株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:高野瀬忠明)は、中期経営計画における二つの重点施策、『チーズ事業の戦略的拡大』と『乳の機能性のさらなる探求』を柱に、真の乳(NEW)・乳製品NO.1カンパニーを目指し、強いブランドづくり、強い商品づくりに取り組んでいます。具体的には、特に国産ナチュラルチーズを核とした事業の展開を進める一方で、乳の新しい可能性と神秘を追い求める取り組みを継続しております。
 そしてこのたび、チーズの持つ機能性に関する研究の成果につきまして「日本農芸化学会 2007年度大会」および「日本畜産学会 第107回大会」において下記のとおり学術発表いたしますので、ご案内申し上げます。「日本農芸化学会 2007年度大会」は3月24日より東京農業大学において、「日本畜産学会 第107回大会」は3月27日より麻布大学において、それぞれ開催されます。



◆ 研究発表概要

1.チーズのガン細胞増殖抑制効果およびアポトーシス誘導効果(*)
  (九州東海大学、宮崎大学、鹿児島大学との共同研究)
 井越敬司、大倉典之、鈴木桂太、跡部聡子、小林弘昌、山崎正夫、侯徳興、川上浩

 発表先〔日本農芸化学会 2007年度大会〕

2.チーズのガン細胞増殖抑制性成分の分離、精製ならびにその構造
  (九州東海大学、宮崎大学との共同研究)
 井越敬司、大倉典之、鈴木桂太、柴山久慶、小林弘昌、椛田聖孝、小野政輝、山崎正夫、川上浩

 発表先〔日本畜産学会 第107回大会〕

◆ 研究発表内容の要約

1.チーズのガン細胞増殖抑制効果およびアポトーシス誘導効果(*)
  (九州東海大学、宮崎大学、鹿児島大学との共同研究)
2.チーズのガン細胞増殖抑制性成分の分離、精製ならびにその構造
  (九州東海大学、宮崎大学との共同研究)

 チーズは、熟成することでさまざまな機能性成分を作り出すと考えられます。
 本研究では、機能性探求の一つとして、各種チーズから成分を抽出し、ヒト白血病細胞株(HL-60)を使い、ガン細胞の増殖を抑制するかどうかを調べました。
 その結果、熟成していないチーズではほとんど効果がなかったのに対し、カマンベールチーズやブルーチーズなどの熟成したチーズでは、ガン細胞の増殖を抑制する効果を示しました。
 さらに、どのような物質が関与しているのか分離精製を進めたところ、今回の分析では、遊離脂肪酸であるパルミチン酸とオレイン酸が効果を示す成分の一つであることがわかりました。

* アポトーシス誘導効果:アポトーシスとは、生理的条件下で細胞自らが積極的に引き起こす細胞の死のこと。環境の悪化が原因となる細胞の死である壊死(ネクローシス)とは、炎症が引き起こされない点で大きく異なる。

◆ 学会開催概要

・日本農芸化学会 2007年度大会
  会期 2007年3月24日(土)より3月27日(火)まで
  会場 東京農業大学(東京都世田谷区)

・日本畜産学会 第107回大会
  会期 2007年3月27日(火)より3月29日(木)まで
  会場 麻布大学(神奈川県相模原市)


以上

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