電源開発、ポーランドで風力発電事業に参画
Jパワー、ポーランドで風力発電事業に参画
~ポーランド初の日本企業が参画する風力発電事業~
このたび、Jパワー(電源開発株式会社、社長:中垣喜彦)は、三井物産株式会社(社長:槍田松瑩、以下「三井物産」という)、スイス国のウィンドファーマー社(WFL Windfarmer AG、社長:マーティン・ニーゼ)とともに設立した事業会社ザヤツコボ・ウィンドファーム社(Zajaczkowo Windfarm Sp.zo.o.、ポーランド国シュチェチン市)により、ポーランド国内で風力発電事業を行います。
Jパワー(45%)、三井物産(45%)、ウィンドファーマー社(10%)の3社は、今年1月にザヤツコボ・ウィンドファーム社を設立し、ポーランド北部の西ポモージェ県ザヤツコボにおける出力48,000kW(2,000kW×24基)の風力発電事業の実施に向けて準備を進めてきました。
3月19日、地元当局に建設着手届けを提出し、今年4月の着工、平成20年2月の初号機営業運転開始、同年7月の全機営業運転開始を目指します。発電した電力は国営配電会社であるエネルガ社(Koncern Energetyczny ENERGA S.A.)に売電します。
なお、日本企業が同国の風力発電事業に参画するのは本件が初めてとなります。
Jパワーは、地球環境問題に対応してCO2排出の少ない電源の開発を推進しており、国内外で風力発電事業を推進しています。これまでに日本国内で9ヵ所(合計出力210,530kW)、海外ではスペイン国の3発電所(合計出力64,210kW)を運営しており、今回の案件は2カ国目の海外プロジェクトとなります。
ポーランドをはじめとする中東欧諸国は、風力資源に恵まれていながら風力発電の開発が進んでおらず、今後の有望な市場と期待されるエリアです。Jパワーでは当エリアを含めて広く海外での風力発電事業を推進していきます。
以上
別紙:
1.ザヤツコボ風力発電プロジェクトの概要
2.WFL Windfarmer社について
3.Jパワー風力事業一覧