シマンテック、Windowsシステムの迅速なリカバリーに対応したソリューションを提供
シマンテック、Backup Exec System Recovery 7.0でWindows環境の保護におけるリーダー的な地位を強化
ユーザーの重要なWindowsシステムを保護するため、仮想環境、Exchange、データのリカバリ機能、集中管理を拡張
シマンテック コーポレーション(Nasdaq:SYMC、以下、シマンテック、日本法人代表取締役社長:木村 裕之)は、本日、Windowsシステムの完全かつ迅速なリカバリに対応したソリューションの最新版、Symantec Backup Exec System Recovery 7.0を、6月21日より国内において提供開始することを発表します。
Backup Exec System RecoveryではWindowsシステムのリカバリが数分で実現し、数日も数時間も要することがありません。また、Microsoft Exchangeへの対応、仮想環境、データリカバリ機能、さらには集中管理機能が強化されており、IT管理者は貴重なIT資産をより柔軟かつ簡単に保護することができます。
今回のBackup Exec System Recoveryの新バージョンでは、パフォーマンスの大幅な向上が行われたほか、Microsoft Vista、x64ビットプラットフォーム、VMware ESX Server、Microsoft Virtual Serverのサポートが追加されました。
シマンテックのデータアンドシステムズマネージメントグループのバイスプレジデントであるパット ハナバン(Pat Hanavan)は次のように述べています。「現在のミッションクリティカルな環境では、サーバー、デスクトップ、ノートパソコンにいたるあらゆるシステムを簡単かつ迅速に、そしてハードウェアの差異に依存することなく復元する必要があります。Symantec Backup Exec System RecoveryはWindowsシステムのリカバリソリューションの最高峰であり、スピードと信頼性、画期的な機能により、自信を持ってリカバリのプロセスを進められるようになります」。
Symantec Backup Exec System Recoveryはディスクベースのソリューションで、オペレーティングシステム、アプリケーション、システム設定、ユーザー設定、データなど、システム全体の完全なコピーを単一のリカバリポイントで作成することが可能です。これにより、手間のかかる手動のプロセスで、システムリカバリに数日間もかかるという従来のやり方の問題点を解消しました。システムに障害が発生した場合は、回復すべきリカバリポイントをIT管理者が選ぶだけで、Symantec Backup Exec System Recoveryが、従来とは比べものにならないほど短い時間でシステムを完全に復旧させます。
Symantec Backup Exec System Recoveryは、個別の電子メールやファイル、フォルダの回復も迅速に行えます。Exchangeの回復を容易に行えるようにExchange Retrieve Optionが新しく用意され、Exchangeサーバー全体はもちろん、個別のメッセージや添付ファイル、フォルダ、メールボックスなどの回復も迅速かつ簡単に行えるようになりました。また、現在広く使われているウェブ検索も提供されています。これは「Backup Exec Retrieve」という機能で、IT部門に依頼することなく、各ユーザーが自分のファイルやフォルダを回復することができます。Google Desktopとの統合でも、同様の検索および回復の機能が利用できます。また、特定のファイルやフォルダだけを保護したい場合には、ボリュームに基づくリカバリポイントプロセスに加え、ローカルファイルとフォルダの保護スキーマを走らせることもできるようになりました。バージョン管理機能もサポートしているため、異なるバージョンのファイルから望む時点のファイルを回復することもできます。
また、仮想環境の市場の拡大をうけ、最新のSymantec Backup Exec System Recoveryでは、VMware ESX Server、VMware Server、VMware Workstation、Microsoft Virtual Serverにおいて、物理的なリカバリポイントから仮想フォーマットへのシームレスな変換(P2V)、仮想システムから物理環境への変換(V2P)も可能になりました。システム全体を一度に変換するか、あるいは、選択したボリュームだけを変換するかも選べます。
Symantec Backup Exec System Recoveryには集中管理機能も用意されており、さまざまなシステムが混在する環境でもシステムのバックアップと復元を集中的に一覧することが可能です。この新しいBackup Exec System Recovery Managerコンポーネントは、複数システムが混在する環境でもバックアップとリカバリの管理を簡素化し、集中的なバックアップジョブの作成、リアルタイムステータスの確認、リポートの作成、発見した問題の迅速な解決が可能であるほか、必要に応じて新しいシステムを迅速かつ簡単に追加することができるようになります。
【価格と提供時期について】
●ライセンス価格:
・Backup Exec System Recovery Server Edition:
1サーバーあたり208,100円
・Backup Exec System Recovery Windows Small Business Server Edition:1サーバーあたり132,100円
(Backup Exec System Recovery Exchange Retrieve Optionを含む)
・Backup Exec System Recovery Desktop Edition:
1ワークステーションあたり13,100円
・Backup Exec System Recovery Exchange Retrieve Option:
1サーバーあたり189,100円
・Backup Exec System Recovery Manager:
1システムあたり284,100円
●受注開始日:6月21日
※出荷時期は、ダウンロード版は6月21日、メディアパックは受注開始日の約1ヶ月後を予定しています。
<シマンテックについて>
シマンテックは、インフラストラクチャ ソフトウェアを提供する世界的リーダーとして、“つながる世界。つなげる安心。”をテーマに企業および個人ユーザーに安心と信頼を提供しています。シマンテックが提供するソフトウェアとサービスは、セキュリティ、アベイラビリティ(可用性)、コンプライアンス、パフォーマンスに関わるリスクに対処し、顧客のインフラストラクチャとインフォメーション、そしてインタラクションを保護します。カリフォルニア州クパティーノに本社を置き、世界40カ国で事業を展開しています。
詳細は www.symantec.com/jp をご覧ください。
※Symantec社の名称、ロゴ、は、米国Symantec Corporationの米国内およびその他の国における登録商標または商標です。
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