カネカ、システインペプチド高含有の機能性食品素材「カネカ酵母粉末GY」を発売
新たな機能性食品素材、『カネカ酵母粉末GY』の販売を開始
― システインペプチド高含有約2.5%の酵母を積極展開 ―
株式会社カネカ(本社:大阪市。社長:大西正躬)は、健康維持に役立つ成分であるシステインペプチドを約2.5%含有する酵母(*)の乾燥粉末『カネカ酵母粉末GY』の販売を本年8月より開始する。
(*)酵母名:Saccharomyces cerevisiae(サッカロマイセス セルビシエ)
システインペプチドは、ヒトの体内で生合成されるが、加齢と共に体内で生合成される量が減少すると言われている。システインペプチドを高含有するこの酵母は、当社は独自の発酵技術により、パン酵母から遺伝子組換えを行わずに育種したものである。更に、この酵母にはシステインペプチドの他にビタミンB群、各種アミノ酸、ミネラル、食物繊維など多くの栄養成分が含まれている。
『カネカ酵母粉末GY』の用途展開については、サプリメントへの配合をはじめ、粉末健康飲料など一般食品への幅広い活用が可能であることから、食品メーカー、サプリメントメーカーなどへの販売を計画している。また、日本や米国の市場のみならずグローバルな市場展開を進める。
当社は、重点戦略分野の事業である機能性食品事業の競争力強化のため、当社が得意とする発酵技術などを活かし差別化された機能性食品素材の開発を加速させ、継続的に新製品を上市していくことで豊富な品揃えを実現していく。その第一弾として、すでに本年5月より中高年齢層の健康維持を狙いとした植物由来ポリフェノールを主成分とする『カネカ・グラボノイド(TM)』及び、一般食品へ幅広い展開が可能となる『カネカ・コエンザイムQ10(TM) 10%水溶液』の2製品の本格販売を開始している。
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