ケンウッド、144・430MHz帯に対応したデジタルデュアルバンダーを発売
アマチュア無線のデジタル標準方式「D-STAR(R)」に対応し、
従来のアナログFM機能も搭載した144/430MHz帯デジタルデュアルバンダー2機種を
当社インターネットショップ専用モデルとして新発売
株式会社ケンウッド(社長:塩畑 一男、本社:東京都八王子市)は、FMモービルトランシーバーの新製品として、アマチュア無線のデジタル標準方式「D-STAR」に対応するとともに、従来のアナログFM機能も搭載した144/430MHz帯デジタルデュアルバンダー2機種を当社インターネットショップ「Kenwood ec direct」専用モデルとして6月28日より発売いたします。
品 名:144/430MHz帯デジタルデュアルバンダー(送信出力50W)
型 番:TMW-706S
希望小売価格(本体価格):78,540円(74,800円)
発売時期:6月28日
品 名:144/430MHz帯デジタルデュアルバンダー(送信出力20W)
型 番:TMW-706
希望小売価格(本体価格):73,290円(69,800円)
発売時期:6月28日
*希望小売価格はすべて消費税込みの価格です。
【 製品の概要 】
D-STARは、社団法人「日本アマチュア無線連盟(JARL)」が中心となり規定化したアマチュア無線のデジタル化の標準方式で、従来のアナログ無線通信では実現できなかった新たな楽しみ方を提供しています。
D-STARに対応することで、デジタル化によるクリアで高品位な通話音質で、全国各地に設置された中継器(レピータ)を介して無線機の電波が直接届かない遠隔地との通信ができます。この中継器(レピータ)はインターネット網により相互に接続されており、北海道と九州といった遠隔地間での通信が可能です。
このたび発売する「TMW-706S」「TMW-706」は、このD-STARに対応するだけでなく、従来のアナログFMモードでも使用可能な144/430MHz帯デュアルバンダーで、当社インターネットショップ「Kenwood ec direct」専用モデルとして発売します。
【 製品の主な特長 】
1.D-STARに準拠したDV(デジタルボイス+低速データ)モードに対応
2.アナログモードで、従来のアナログFM機とも交信可能
3.144MHz帯、430MHz帯の両バンド切換式に対応したデュアルバンド
4.118MHz~999.990MHz(一部周波数帯を除く)をカバーする広帯域レシーバーを標準装備
5.大型周波数表示でアンバー、グリーン、イエローの3色バックライト対応
6.512chの大容量メモリ
7.フロントパネルの分離設置に対応(3.5mケーブル付属)
※D-STARは社団法人日本アマチュア無線連盟(JARL)の登録商標です。
※「TMW-706S」「TMW-706」およびそのオプションはKenwood ec direct以外では購入できません。
【 その他の機能 】
・マイクを標準装備
・最大20文字の英文テキスト送信(DVモード)
・パソコンを利用した簡易データ通信(DVモード、要PG-5Eオプション)
・NMEA準拠のGPS接続可能(DVモード、要PG-5Eオプション)
・鉄道無線の受信に便利な空線キャンセラー機能
・8段階照明ディマー機能
・144/430MHz帯デュプレクサー内蔵
・フル/バンド/メモリ/メモリーバンク/バンクリンク/プライオリティの各スキャン対応
・9600bpsパケット通信(アナログモード)
*新規オプション、主な定格は、添付資料をご参照ください。
ケンウッドは、「Mobile & Home Multimedia System」の分野で、カーエレクトロニクス、コミュニケーションズ、ホームエレクトロニクスの3事業を展開しています。そして、国内11社、海外23社の関連会社とともに、「新鮮な驚きや感動で人々に幸せな気持ちを創ろう。」というビジョンの実現をめざします。
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