丸紅ソリューション、iGrafx対応の業務文書化テンプレートを発売
-iGrafx対応 業務文書化テンプレートを販売開始-
丸紅グループで活用したサンプル文書を商品化
「MSOL SOXテンプレート」を開発・販売開始
丸紅の事業会社である丸紅ソリューション(MSOL 東京都渋谷区渋谷3丁目12番18号 社長:吉光澄)は、丸紅グループで取り組んだ内部統制システム整備プロジェクト、マリコプロジェクト(MARICO PROJECT)で活用した業務文書化テンプレート「MSOL SOX テンプレート(エムソルソックステンプレート)」の販売を開始します。MSOLSOXテンプレートは、業務プロセスの可視化をする際に実際に活用したサンプル文書集で、標準的な文書化ソフトウェアである株式会社サン・プラニング・システムズ社製「iGrafxFlowChatar 2006 SOX+(アイグラフィクス・フローチャーター2006ソックスプラス)」のインターフェース上で使用できます。汎用的に活用できると考えられる代表的な7つの業務プロセスを提供し、企業が内部統制整備に取り組む際の初期プロセスである業務可視化(文書化)の作業を効率的に支援します。各業務を可視化する際の雛形として利用可能。また、丸紅グループにおいて実際に使用している業務記述、業務フローチャート、リスクコントロールマトリクスの3種の文書は、企業が業務文書化を進める中で、作成した文書の実効性を決定するときの参考になると考えます。MSOL SOXテンプレートを有効に活用すれば、コンサルティング費用などを大幅に削減することが可能です。
■提供するプロセス
入金プロセス (サブプロセス数 3サブプロセス)
支払プロセス (サブプロセス数 5サブプロセス)
給与プロセス (サブプロセス数 7サブプロセス)
仕入売上(直送)プロセス (サブプロセス数 5サブプロセス)
片仕入(在庫)プロセス (サブプロセス数 4サブプロセス)
片売上プロセス (サブプロセス数 5サブプロセス)
固定資産プロセス (サブプロセス数 7サブプロセス)
MSOL SOXテンプレートの販売価格は、60万円より。日本版SOX法の対象となる上場企業がターゲットで、初年度販売目標は1,5億円です。
株式会社サン・プラニング・システムズの取締役 BPM事業推進部長である新垣 明 氏は、MSOL SOXテンプレートの発売に際し、以下の通りコメントしています。
「多くの企業がJ-SOXの準備を進めている中で、特に目の前に迫っている文書化の作業は出来る限り短時間に行い、コストを削減し、しかも、正確に作り上げることが望まれています。このような状況の中で、文書化支援ツールで高い評価を受けているiGrafx FlowCharter 2006 SOX+とMSOL SOXテンプレートの組み合わせは、必ず作業の効率化に貢献できると確信しております。」
【マリコプロジェクトについて】
丸紅株式会社(東京都千代田区大手町1丁目4番2号 代表取締役社長:勝俣 宣夫様)のリスクマネジメント部が中心となり、丸紅グループ(丸紅および連結対象子会社385社中約120社が対象)が2004年3月から取り組んでいる内部統制整備のための施策が「マリコプロジェクト(以下MARICO PROJECT:MARICOはMARubeni Internal COntrol systemの略称)」です。丸紅では、内部統制の整備をめざし、まだ日本版SOX法に関する動きが見えない2004年3月からMARICO PROJECTに取り組んでおり、その仕組みをすでに完成させています。MARICO PROJECTの実施対象は、丸紅と連結対象子会社約120社(全385社中)で、海外の事業会社も約70社含まれています。さまざまな業種・業態が混在する各社の業務プロセスを精査し、標準的な21パターンの業務フローを構築、それぞれのフローに対する計約1万件のリスクと対策(コントロール)を定義しました。
【丸紅ソリューションについて】
エムソル(丸紅ソリューション株式会社の略称)は、丸紅株式会社の事業会社で、エレクトロニクスとITのソリューションプロバイダ。ITを基盤に、コンピュータネットワーク、機械設計、半導体設計と製造、電子部品、SIなどのさまざまなソリューションを、多業種に提案しています。