ノーリツ鋼機、拡張性の高いフルデジタルミニラボ「QSS-37」シリーズを発売
拡張性の高いミニラボの新シリーズ
「QSS-3701/3702/3703」を発売
ノーリツ鋼機株式会社(本社:和歌山市梅原)は、多機能・高性能を発揮しDP店・スタジオなど幅広いお客様に活用されているフルデジタルミニラボ「QSS-32」シリーズの後継機として、さらに幅広い顧客ニーズに対応した「QSS-3701」「QSS-3702」「QSS-3703」の3モデルを新たに開発し発売致します。
今回の「QSS-37」シリーズは、基本的には従来の「QSS-32」シリーズを踏襲した上で以下の2つの機能を加え、使いやすさと効率化を実現することで、多様化する顧客ニーズにフレキシブルに対応が可能なミニラボです。
(1)操作部(PC、モニター、スキャナーなど)は、それぞれが独立しているため任意のテーブルへ設置するなど自由なレイアウトが可能。
(2)ネットワークプリンターとして、複数の入力端末からのプリントデータの入力や1台の入力端末に対して複数台を接続してのプリント処理などに対応可能。
ミニラボは、「デジタルカメラでの撮影した画像を高画質に色あせないプリントにしたい」というお客様のニーズにお応えする、“カンタン”“キレイ”“色あせない”「お店プリント」の提供を可能にする出力機器です。
1.「QSS-37」シリーズの主な特長
(1)高画質エンジンを搭載
QSS-3701/3702/3703にはレーザーエンジン※を搭載しています。イメージデータを300dpiの高画質で鮮明な銀塩プリントに再現します。
※富士フイルム株式会社との協業により、レーザーエンジンについては富士フイルム株式会社より技術提供を受けています。
(2)画像処理技術「AccuSmart(TM)」搭載
ノーリツ鋼機が独自に開発した、視覚そのままの自然な美しさを簡単に表現できる画像処理技術「AccuSmart(TM)」を搭載。あらゆる入力ソースをイージーオペレーションで補正し、デジタルならではの超高画質プリントを実現します。
(3)新フィルムスキャナーの選択購入が可能(別売)
フィルムキャリアを交換することで120(220)まで対応のHS-1800、135とIX240に限定したLS-600(600コマ/時)/LS-1100(1,200コマ/時)、またスキャナー無しと、お店の形態により新フィルムスキャナーを選択することができます。
(4)新オペレーションソフトウェア「EZコントローラー」(別売)
通常のPJPによるプリント操作をはじめ、付加価値プリントの作成、オーダー管理など利便性に優れた各機能を視覚的に簡単に操作することができます。また始業・終業点検においても点検内容に応じて作業内容を画像で紹介。注意事項などがある場合にも分かりやすい表示になっています。
(5)セットアッププリントの自動測定処理
測色計をプロセサー部に装備、セットアップ処理の場合に、セットアッププリントが乾燥ユニットから自動的に測色計に挿入し測定されるので、従来の手動の測定作業が不要です。
また、設定したタイミングに自動でコントロールストリップを処理する「コンスト自動挿入ユニット」もオプション設定しています。
(6)割り込みプリントお知らせ機能
大量オーダープリント中の割り込みオーダーに対応。また、表示用のLEDが標準内蔵されており、割り込みしたプリントがどの受皿にあるかをLEDでお知らせします。
(7)迅速処理ケミカル仕様に対応
迅速処理ケミカル仕様は、富士フイルム製カラーペーパーとの組み合わせで高品質プリントを実現する迅速処理タイプ薬品「フジカラー シンプルイットTME(CP-49E)」に対応。
通常の処理仕様に比べ処理時間の短縮になり「超速プリント」にお勧めです。
※使用するケミカル、ペーパーは指定のものに限ります。
(8)最大送り914.4mmまでの長尺プリントが可能
ペーパー幅は最大305mmまで対応し、標準で最大送り914.4mmまでの長尺プリントが可能であるため、多彩なプリントサービスに対応できます。
(9)トリプルマガジン/クアッドマガジンに対応(工場オプション)
マガジン交換をすることなくサイズの異なるペーパーに対応でき、交換もワンタッチです。
(10)多彩なオプションをご用意
「MD-2ユニット」、「QSS-Kids」、「BravoII/Rimage対応」、「DVD書き込み」など多彩なオプションをご用意。お客様のビジネスに応じたサービスの拡張が可能です。
以下、主な仕様などは添付資料をご参照ください。