曙ブレーキ、グローバル連携強化などで東日本中心の国内生産拠点を再編
国内生産拠点の再編に関するお知らせ
当社は、本日の取締役会において、現在取り組んでいる中期経営計画「Global 30」の一環として、東日本を中心とした国内生産拠点の再編に着手することを決議いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。
記
1.国内生産拠点再編の理由
昨今の国内自動車産業を取り巻く環境は、グローバル化の進展に伴う自動車メーカーの海外生産へのシフトによる、国内自動車生産の伸び悩みなど、厳しい状況の中にあります。このような事業環境の中で、当社グループは、グローバルレベルでの熾烈な競争化で生き残っていく為に、日・米・欧・亜でのグローバル連携強化・補強を図り、グローバル拡販基盤を構築して行かなければなりません。グローバルコスト競争力強化の為、総原価の大幅低減に向けて、グローバルグループ全体が一丸となって取り組みます。その方針の中、更なるグローバル化の加速に向けて、先ずは日本が力をつけてグループの生き残りの中心的役割を果たし、率先してモデルを示す為にも、国内生産拠点の再編による経営資源の集中と有効活用により、勝ち残りのためコスト競争力に耐えられる強い企業体質づくりを進め、コストダウンを図り、グローバル拡販に結び付けてまいります。
2.国内生産拠点再編の主な内容
今回の生産拠点再編では、以下のような移管を行います。
※詳細は添付資料を参照
投資額は、曙ブレーキ福島製造(株)の工場拡張も含めて平成19年度から2年間で約45億円を計画しており、平成21年3月末までを目処に完了させる予定です。今後は、この方針に基づき、生産能力・生産設備の偏在是正など、経営資源の最適化を行い、さらに競争激化が予想される国内事業の競争力強化を図ってまいります。
3.業績への影響
今後、2年間をかけて実施するものであり、平成19年度業績への影響は軽微であります。
4.従業員について
現在、群馬県館林市に建設中で平成20年4月の稼動開始を予定している鋳物工場での雇用創出とあわせ従業員の雇用確保を前提に、今後、労働組合と労働諸条件について協議を進めてまいります。
5.対象となる子会社の概要(平成19年3月末現在)
※添付資料を参照
以 上