パケッティア、テックエンジニアリングに「PacketShaper」などの導入を拡大
東芝テックグループのテックエンジニアリング、
パケッティアのPacketShaper(R)とiShared(TM)を組み合わせてWANアプリケーション配信を最適化
~新製品iShaper導入の準備も~
パケッティアのソリューションが、
データセンターの統合化、インテリジェントなWAN帯域管理、
アプリケーション配信の高速化を、全国規模でサポート
パケッティア ジャパン インク(本社:新宿区西新宿2-7-1、代表取締役社長:金城 盛弘)は、本日、東芝テックのグループ企業であるテックエンジニアリングが、WAN帯域利用をインテリジェントに最適化しつつ、2つのデータセンターを統合することを目的として、PacketShaper(TM)アプライアンスの導入を大幅に拡大するとともに、パケッティアのiShared(TM)ソリューションを新たに導入したことを発表しました。また、同社はそれに加えて、先日パケッティアが発表した業界初の統合型ブランチ・オフィス・アプライアンスであるiShaperを国内拠点に導入する準備を開始しました。
テックエンジニアリングは、日本国内で業界をリードするPOSシステムおよびコピー機の製造・販売会社である東芝テックのグループ企業で、東芝テックのシステムメンテナンスと修理サービスを提供しています。テックエンジニアリングは全国に拠点を持ち、各拠点が複数のサービス・ステーションをホスティングしており、稼動しているPOSシステムのリアルタイムの監視と管理を行っています。Oracleデータベース、Lotus Notes、Citrixといった業務に不可欠なアプリケーションは、東京または大阪にある同社のデータセンターのいずれかでホスティングされ、WAN上で最適なパフォーマンスを提供することで、遠隔地のオフィスにおける顧客サービスのニーズを満たしています。
「パケッティア製品の導入を始めたのは7年前で、当初は、社内ネットワークの帯域利用をリアルタイムにモニタリングするため、1台のPacketShaperアプライアンスを導入しました」と、同社の情報システム部長 山田賢二氏は説明します。ネットワーク・インテグレータの1社が開催したセミナーに参加したことで、同氏は、WANアプリケーション配信の最適化を実現するPacketShaperソリューションのトラフィック高速化機能や圧縮機能について知り、全社規模での導入を段階的に開始しました。「これらの機能をさらに使用することで、PacketShaperを最大限に活用し、現在ではPacketShaperを全国すべての拠点に導入しています。PacketShaperの導入により、ネットワーク上のアプリケーション・パフォーマンスに関する問題の原因を迅速に特定できるようになっただけでなく、WANサービスのコストを最低限に抑えることができるようになりました」。
テックエンジニアリングが全国規模のWANにおいてIP電話の導入を開始するにあたり、費用のかかるWANリンクのアップグレードを行う必要はなく、VoIPトラフィックを処理する上でPacketShaperは有益な役割を果たすことになるでしょう。
日本において、WAN帯域がベストエフォート型の「消費者」サービスとして、あるいは、スループットが保証されたビジネス・サービスとして提供されていても、PacketShaper導入によるコスト削減は多大です。回線料金は、コンシューマーサービスは月額5,000円程度から利用できますが、ビジネス向けの高品質なサービスは月額100万円にも達する可能性があるのです。山田氏は次のように説明しています。「PacketShaperの使用により、スループットを確保する上で不必要なコストの発生を抑えることができました。PacketShaperは、各アプリケーションで使用できる帯域を優先順位付けすることができるため、ベストエフォート型サービスにおけるパフォーマンス上のニーズを満たすことができます。これは我々にとっては生命線です。重要な業務アプリケーションに差し障りが出ることは許されません」。
PacketShaperを導入し、同社のリモート・オフィスにおけるWAN帯域利用を最適化させたテックエンジニアリングは、2つの社内データセンターを統合化することで、さらなるコスト削減を実現しようとしています。同社では、近年、iShared300を各データセンターに導入し、2つの施設間におけるトラフィックのリダイレクトと同期化を図っています。最終的にすべてのアプリケーションは、プライマリ・データセンターとして東京へと移行され、大阪は障害回復用のバックアップ・サイトとして稼動することになります。高性能な広域ファイルサービス(WAFS)として、可用性とデータ整合性を確実にするiSharedの能力は、統合化プロジェクトの決め手となりました。
また、テックエンジニアリングは、ブランチ・オフィスのネットワークが拡張するにつれて、パケッティアが最近発表したiShaper(TM)アプライアンスの導入を準備しています。同社では、iShaperを使って、すべてのリモート・オフィス・サーバーを集中管理されたデータセンターへと統合化することができるようになります。同時に、iShaperは、インテリジェントなWAN帯域管理と高速アプリケーション配信を全国の拠点で実現するための統合ソリューションを提供することになります。
「当社のアプリケーションすべてにおいて、どのように帯域が使用されているかを把握できるようになったため、業務に不可欠なアプリケーションにおいて、望ましいレベルのパフォーマンスを確実に維持することができます」と、山田氏は説明。VoIPトラフィックには、リアルタイムPOS監視システムと同等の優先度が適用されることが求められます。次に、OracleデータベースおよびCitrixアプリケーションが続くことになり、これらはどちらも業務上不可欠ですが、使用する帯域は比較的少なくてすみます。「パケッティア ソリューションの導入で当社が達成した可視化、制御、ネットワークの効率化によって、新しいアプリケーションを一貫したパフォーマンスでサポートするための手段を手に入れることができました」。
■テックエンジニアリングについて
テックエンジニアリング株式会社は、日本国内でPOSシステムおよびコピー機を製造・販売する東芝テックのグループ企業です。同社は、東芝テック製品ラインのシステムメンテナンスと修理を業務とし、CRM統合パッケージService Allianceシステムをオンラインで稼動させています。テックエンジニアリングは本社を東京に構え、全国の121拠点で2000名を超える従業員が従事しています。
■パケッティアについて
パケッティアは、WANアプリケーション配信分野における最先端企業です。パケッティアのソリューションは、インテリジェンスを備え統合化されたアダプティブ方式により、アプリケーションの監視、シェーピング、最適化を提供し、あらゆるアプリケーションおよびあらゆるロケーションにおいて、ユーザーに最適なアプリケーション環境を提供します。詳しくは、パケッティア ジャパンのウェブサイト(http://www.packeteer.co.jp)をご覧ください。
Packeteer、PacketShaper、iShared、iShaper、SkyX、Mobilitiは、Packeteer,Inc.の商標または登録商標です。その他の製品およびサービスはすべて各社の商標です。
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電話: 03-5339-7970 Email:japan@packeteer.com