凸版印刷、情報配信システム「トッパンコントロールビジョン」を開発
凸版印刷、情報配信システム「トッパンコントロールビジョン」を開発
~企業ホームページと店舗の販促用液晶ディスプレイの情報を連動~
正確・簡単・リアルタイムに複数のメディアに配信
凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:足立直樹、以下 凸版印刷)は、ホームページの更新情報を販促用液晶ディスプレイと連動させる情報配信システム「トッパンコントロールビジョン」を開発し、7月2日から販売を開始します。
情報配信システム「トッパンコントロールビジョン」は、シャープ製のインフォメーションディスプレイ及び情報コンテンツ配信/表示システム「e-Signage(イーサイネージ)」※1と連動したサービスです。ホームページのコンテンツ管理サーバとして凸版印刷のTOPICA※2サーバを利用することで、ホームページとディスプレイの一元管理が可能です。また印刷データを流用することで安価にフラッシュ画像を加工することが可能になります。
【特長】
従来、ホームページ情報の更新作業と、それに伴う店舗の販促用ディスプレイ情報の修正は別々の作業が必要でした。またディスプレイ情報の修正も店舗・支店ごとでそれぞれ行う必要がありました。しかし、このシステムを利用することにより、ホームページ情報を更新するだけで自動的に販促用ディスプレイ情報も修正され、正確な情報をリアルタイムで提供することが可能となります。また、文字情報だけでなく、商品紹介の画像や、店舗・支店が見たい映像のみをストリーミング配信、ライブ中継でのリアルタイム映像配信などが可能です。
【採用事例】
本システムは既に摂津水都信用金庫(本店:大阪府茨木市、理事長:寺西重博)の金利表示用ボードとして全店舗への導入が決定しています。
従来の各銀行での金利表示ボードの内容修正作業には、ホームページと入力が重複し入力ミスなどによる誤った情報を発信するリスクが存在しました。そのため金利情報を一元化する必要がありました。またホームページ情報の更新に合わせて、出来るだけ迅速に金利表示の内容の修正を行うことは担当者の大きな負荷となっていました。
本システムの導入により、今まで本社のホームページの更新に合わせて行なっていた金利表示の修正業務がなくなります。そしてホームページの金利情報と同じ正確な情報を、来店するお客さまに提供することが可能になります。
また従来、本社の担当者が、従業員教育用のビデオテープをダビングして全店舗に配布していましたが、大きな業務負荷となっていました。
本システムでは金利情報だけでなく、商品紹介の画像広告や、従業員教育用のムービーなどの配信も可能になり、作業の効率化が図れます。
◆トッパンコントロールビジョン概略図
※添付資料を参照
【今後の予定】
金融機関をはじめ、流通業の販促ツール、イベント会場での案内ボードや交通機関の事故情報配信など様々な分野に向けて幅広く販売していきます。
【販売価格】
・本部用(配信側):970,000円
・店舗側(ディスプレイ)37型、セットトップボックス、スタンド付き:913,000円/台
(店舗側<ディスプレイ>)については、37型以外にも46型、52型、65型での構成を準備しております。)
・別途ソフトウェア開発費、コンテンツ制作費
【販売目標】
・初年度 約1億円
※1 シャープ製の情報コンテンツ配信/表示システム。ネットワーク上に設置した「コンテンツ配信サーバ」から、店頭や各フロアなどに設置したインフォメーションディスプレイ装置に対して、静止画や動画などの情報コンテンツ番組とスケジュール情報を配信、表示させることができるシステムです。
※2 凸版印刷が運営するデータセンター。企業のインターネットサーバ構築や、運用を受託するアウトソーシングビジネスとして1996年10月からサービスを開始。2007年6月現在、500以上のサイトを運用しています。
以 上