忍者ブログ

ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2025'02.08.Sat
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007'07.17.Tue

三菱電機、40Gbps光信号を最大80km伝送できるエクステンダシステムを発売

業界初、40Gbpsの高速光通信で最大80kmの伝送を実現
業界最小サイズで伝送距離を延伸する「40Gbpsエクステンダシステム」発売


 三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、都市間の光通信ネットワークの大容量化に向けて、40Gbps光信号を最大80km伝送可能な業界初の「40Gbpsエクステンダシステム」を、8月1日から通信事業者やプロバイダー向けに発売します。サイズは業界最小クラスで、低消費電力も実現しました。
 本製品は「InterOpto'07」(7月11~13日、於:幕張メッセ)に出展します。


【 発売の概要 】

 製品名:40Gbps エクステンダシステム
 型 名:MF-40GMC
 仕 様 伝送距離(区間損失):標準版 40km(20dB)
 発売日:8月1日
 希望小売価格(税抜き):15,000,000円
 年間生産台数:100台

 製品名:40Gbps エクステンダシステム
 型 名:MF-40GMCL
 仕 様 伝送距離(区間損失):長距離版 80km(28dB)
 発売日:8月1日
 希望小売価格(税抜き):20,000,000円
 年間生産台数:50台


【 発売の狙い 】
 光アクセスなど企業や家庭へのブロードバンド通信の普及にともない、動画のような大容量データをダウンロードするなどのニーズが高まり、都市間の通信ネットワークには、従来の10Gbpsから40Gbpsへの高速・大容量化が求められています。
 しかし、高速になると光信号が光ファイバーの特性の影響を受け、波形ひずみと減衰が多くなるため、業界標準の40Gbps光インターフェースでの伝送距離はこれまで2kmが限界でした。40Gbpsで2km以上伝送する場合、通信事業者などは、10Gbpsの回線を4本使用してそれぞれに伝送装置を接続するのが通常で、コストの改善が大きな課題となっていました。
 エクステンダシステムはこの伝送距離を延伸するもので、当社は、ギガビットイーサネット用の光伝送システムや、光波長多重伝送システム、光海底ケーブルシステムなどの製品化を通して培ってきた長距離光伝送システム技術により、10Gbpsで使用している光ファイバーはそのままに、40Gbpsで最大80kmを伝送可能な「40Gbpsエクステンダシステム」を製品化しました。回線の詳細な品質状況を速やかに把握できる保守運用機能も搭載し、経済的で高品質なシステム構築に貢献します。


【 新製品の特長 】

1.業界初、40Gbpsで最大80km伝送を実現
 光信号の波形ひずみと減衰を補正する、自動分散補償機能※1、光増幅機能、誤り訂正機能※2を搭載し、業界で初めて40Gbpsで最大80kmまでの伝送を可能としました。
 40km伝送の標準版もラインアップしましたので、費用対効果に応じて適切な機種が選択できます。

※1:光ファイバー中の伝搬速度が光の波長によって異なることを分散という。光スペクトルが広がるため、信号パルスがひずむ現象を引き起こす。分散量は、伝送距離や光ファイバーの種類、温度等により変化する。
※2:伝送したい情報ビットに送信側で付加情報を加えておき、伝送路でビット誤りが発生しても、付加した情報をもとに受信側でビット誤りを訂正する機能。

2.業界最小クラスの小型化と低消費電力を実現
 当社独自の放熱設計と、40Gbps MSA※3に準拠した業界最小サイズの送受信モジュールの採用、搭載するデバイスの高密度集積により、外形寸法をEIA※419インチラック用標準ユニット2つ分(2U)の高さ86mmに小型化しました。150Wの低消費電力も実現しています。

※3:Multi Source Agreement:製品仕様の標準化によりユーザー利便性を高め、市場規模を拡大する目的で互換性のある共通仕様の製品を各社が開発・製品化する取り決め。
※4:Electronic Industries Alliance:(米国)電子工業会

3.導入作業の軽減、障害からの復旧作業軽減
 これまで、光受信レベルや波長分散の調整は、システム導入時に作業者が手作業で細かく実施していました。今回、自動受信レベル調整機能、自動分散補償機能の搭載により、導入作業を軽減しました。
 また、回線障害を検出する遠隔監視機能、障害箇所を特定するループバック機能※5、システムに接続した端末装置の障害を対向局側に通知するリンク状態転送機能※6などにより、迅速な障害復旧作業を支援します。

※5:装置状態、回線状態を診断する試験機能。受信側から送信側へデータを折り返しデータが正常か確認する。
※6:装置障害の発生時に、対向局のリンクを自動的に切断し接続しているルーターなどに障害発生を伝える機能。


【 お客様からのお問い合わせ先/資料請求先 】
 三菱電機株式会社 通信事業部
 〒100-8310 東京都千代田区丸の内2-7-3(東京ビル13階)
 TEL:03-3218-6221/FAX:03-3218-6455

*詳細は添付資料をご参照ください。

PR
Post your Comment
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
trackback
この記事のトラックバックURL:
[4928] [4927] [4926] [4925] [4924] [4923] [4922] [4921] [4920] [4919] [4918
«  BackHOME : Next »
広告
ブログ内検索
カウンター

忍者ブログ[PR]