日清紡、特種東海HDと事業提携検討と資本提携に合意
特種東海ホールディングス株式会社との事業提携の検討開始および資本提携に関するお知らせ
日清紡績株式会社(以下「日清紡」)は、特種東海ホールディングス株式会社(以下「特種東海HD」)、特種東海HDの子会社である特種製紙株式会社(以下「特種製紙」)、および東海パルプ株式会社(以下「東海パルプ」)と、本日、特殊紙分野および家庭紙分野における事業提携の検討開始および資本提携に関し合意いたしましたので、お知らせいたします。
記
1.提携の趣旨
当社の主要な事業分野として、特殊紙・家庭紙を中心とした紙製品事業があります。
最近時の製紙業界を取り巻く環境は、国内市場の成熟化や企業努力をはるかに超える原・燃料価格の高騰など、きわめて厳しいものがあります。
このような変化に対応しながら、ユーザーのニーズにお応えして安定供給に努めるため、かつ絶えず成長しつづけるため、当社は産業用紙・特殊紙・家庭紙を3本の柱としてユニークで存在感のある企業集団を目指す特種東海HDと、おたがいの技術力を生かした新商品開発や生産の最適化を目指し、事業提携の検討を開始することに合意いたしました。また、この事業提携を推進するため、資本提携を実施することに合意いたしました。
2.資本提携の内容
当社による特種東海HD株式の取得と、特種製紙による日清紡株式の取得を実施いたします。
1)当社による特種東海HD株式の取得
日清紡は平成19年7月19日付けで、特種製紙の保有する特種東海HD株式を5,200千株(発行済み株式総数の3.1%)取得します。
2)特種製紙による日清紡株式の取得
特種製紙は、平成19年7月11日以降、市場内の取引により、日清紡株式を500千株(発行済み株式総数の0.2%)取得する予定です。
3.当社業績への影響
今回の提携の具体的な内容につきましては今後両社で検討してまいりますが、当社業績に重要な影響が生じる場合は、直ちに適時開示いたします。
以 上