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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.02.Sun
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2007'08.27.Mon

日本IBM、「Web2.0」技術を企業で利用することを支援するLotus製品2品を発売

Web 2.0テクノロジーをビジネスに応用するためのLotus 新製品


 日本IBM(本社:東京都港区、社長:大歳卓麻、NYSE:IBM)は、ブログやドッグイアなどのWeb 2.0の技術と思想を企業が利用することを支援する2つのLotus (R) 新製品を発表します。発表するのは、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)(注1)対応の企業向けソフトウェアである「IBM (R)  Lotus Connections、以下Lotus Connections」、および、コンテンツ共有ソフトウェアである「IBM Lotus Quickr TM  (クイッカー)、以下Lotus Quickr」です。日本語版の出荷開始日は、「Lotus Connections」が本年8月31日から、「Lotus Quickr」が本年8月22日からの予定です。

 昨今、国内でも増加している企業合併などによる組織と人材の流動化に伴い、組織の内外で必要な、人・データといったリソースを的確に見つけ出し情報共有することによって、迅速に業務を推進することが重要とされています。このような中で、本日発表する2つの新製品は、社内外の関係者同士が、より効率的に情報を収集/交換および共有することを支援します。

「Lotus Connections」
 「Lotus Connections」の最大の特長は、企業内外のネットワークを通じた情報収集/交換の効率化、および、業務やプロジェクトに同様の関心を持つ社員同士をつなぐ環境の構築を支援するツールであることです。企業内外のグループの中で、特定の分野の専門家を迅速に見つけ出し、関係者同士が情報共有や知識の継承を行うことによって、個人の知識を企業内外の集合知として活用できるようになります。
 「Lotus Connections」 を利用することによって、企業の枠を超えた専門家のコミュニティーの構築や、企業内では組織上の役割を超えた知識集合体を作り出すことができます。

 「Lotus Connections」の主な機能は、以下の5点です。

○ プロフィール
 各社員の写真や経歴、アクセス先、組織構成が表示される名刺代わりのページです。本モジュール(注2)を中心に、各モジュールが連動することにより、個人の信用度を確認しながら情報収集・交換できます。

○ コミュニティー
 タグに基づいてコミュニティーや構成メンバーの一覧を表示することによって、どこにどのようなコミュニティーが存在するかを迅速に把握することができます。また、コミュニティー単位でブックマークを共有し、新しいコンテンツの要約を表示させることができます。

○ ブログ
 個人ブログ、およびチームブログを、公開・非公開の承認プロセス設定や詳細なアクセス権設定を付与しながら作成することができます。

○ ドッグイア
 共有のブックマークサービスです。各自のブックマークの公開・非公開を指定するとともに、タグを使って、相手先別・テーマ別に、取り込みたい相手のブックマークを指定できます。

○ アクティビティー
 特定の目的を共有する人々の間でドキュメントやファイルを束ねて、成果を共有するためのツールです。共有する情報項目として、通常の書き込みのほか、添付ファイルや「ToDoリスト」を組み合わせたテンプレートを作成することができます。

 「Lotus Connections」の使用料金は以下のとおりです(注3)。
・社内ユーザー向け(ユーザー単位: 5 コンポーネント):15,800円(税別)
・社内ユーザー向け(ユーザー単位: プロフィールのみ):7,900円(税別)
・社内ユーザー向け(ユーザー単位: アクティビティーのみ):7,900円(税別)
・社外ユーザー向け(VU単位:機種別サーバー単位課金):6,435,000円(税別、VU=100で計算)


「Lotus Quickr」
 「Lotus Quickr」は、社内外のチームでの効率的な協同作業を支援するコンテンツ共有ツールです。最大の特長は、社内外のメンバー同士が情報を、RSS(注4)などの技術を使って、Web2.0の感覚で気軽、かつアクセス権を設定することにより安全に共有できることです。たとえば、これまで社内外の共同作業において、中間成果物のファイル共有を、メールと添付ファイルで行っていたユーザーは、「Lotus Quickr」を使うことによって、メールボックスの肥大化から開放されると同時に、バージョン管理、排他制御、最新バージョン更新通知といった機能を無償で享受することができます。

 「Lotus Quickr」の主な特徴は、以下の2点です。

○ チーム内での「共有文書管理プレイス」の構築
 「Lotus Quickr」を利用することによって、企業内でのプロジェクトチーム、または、プロジェクトごとに、自社内に設置した「Lotus Quickr」サーバー上に「共有文書管理プレイス」構築することができます。この共有「文書管理プレイス」内では、ブログやWiki(注5)を使って情報共有や業務の進捗管理を行うことで、業務/プロジェクトを加速させることができます。

○ ブラウザ/アプリケーションとの連携
 「Lotus Quickr」に搭載されているコネクターが、ユーザーが日々使っているブラウザ、および操作中のアプリケーション(IBM Lotus Domino (R) /Lotus Notes(R)  8、IBM Sametime (R)  7.5、Microsoft (R)  Office,,Windows (R) のエクスプローラー)とシームレスに連携します。アプリケーション側の操作メニューのファイル保存先に「共有文書管理プレイス」を設定したり、メールの添付ファイルを「共有文書管理プレイス」に格納されたファイルへのリンクに設定することが可能です。これにより、ユーザーは各自のメールボックス、およびローカルのファイル保存スペースの肥大化を防ぐことができます。

 「Lotus Quickr」の使用料金は以下のとおりです(注3)。
・社内ユーザー向け(ユーザー単位):10,100円(税別)
・社外ユーザー向け(機種別サーバー単位課金=VU単位):4,290,000円(税別)


 「Lotus Connections」「Lotus Quickr」は、日本IBMおよび日本IBMの販売パートナーからお客様に提供します。 

以 上


(注1) SNS:人と人とのつながりを促進・サポートする、コミュニティー型のWebサイト。友人・知人間のコミュニケーションを円滑にする手段や場を提供したり、趣味や嗜好、居住地域、出身校、あるいは「友人の友人」といったつながりを通じて新たな人間関係を構築する場を提供する、会員制のサービスのこと。人のつながりを重視して「既存の参加者からの招待がないと参加できない」というシステムになっているサービスが多いが、最近では誰も自由に登録できるサービスも増えている。

(注2) モジュール:機能単位、交換可能な構成部分という意味の英単語。システムへの接合部(インターフェース)が規格化・標準化されていて、容易に追加や削除ができ、ひとまとまりの機能を持った部品のこと。

(注3) IBMのソフトウェアのボリューム・ディスカウント「パスポート・アドバンテージ」(PA)のPAX料金を適用した場合のライセンス料金です(1年間のバージョンアップ、保守料金を含む)。

(注4) RSS:Really Simple Syndicationの略。Webサイトの見出しや要約などのメタデータ を構造化して記述するXML ベースのフォーマット。主にサイトの更新情報を公開するのに使われている。RSSで記述された文書には、Webサイトの各ページのタイトル、アドレス、見出し、要約、更新時刻などを記述することができる。
 RSS文書を用いることで、多数のWebサイトの更新情報を統一的な方法で効率的に把握することができる。

(注5) Wiki:Webブラウザから簡単にWebページ の発行・編集などが行なえる、Webコンテンツ管理システム 。WebサーバにインストールしてWebブラウザから利用する。

 IBM、Lotus、Lotus Domino、Lotus Notes、Quickr、Sametime、は、International Business Machines Corporationの商標。 Microsoft、Windowsは Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標。
 その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

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