大阪ガス、西豪州クラックスプロジェクトに参画
西豪州クラックスプロジェクトへの参画について
大阪ガス株式会社(代表取締役社長:芝野博文)は、当社100%子会社大阪ガスオーストラリア社(Osaka Gas Australia Pty Ltd)が100%出資して設立した大阪ガスクラックス社(Osaka Gas Crux Pty Ltd)を通じて、西豪州ブラウズ海域に位置するAC/P23鉱区権益の15%を取得することについて、ネクサス・エナジー社(Nexus Energy Limited)との間で合意いたしました。取得価額は75百万豪州ドル*1です。
同鉱区では、クラックスコンデンセート*2田が既に発見されており、ネクサス・エナジー社は、評価井の掘削及び浮体式石油生産貯蔵積出設備(FPSO)を用いた開発の基本設計作業を完了しています。これに基づき大阪ガスクラックス社とネクサス・エナジー社は2008年6月までにコンデンセート生産プロジェクトの開発意思決定を行い、約2年の開発期間を経て生産開始を目指します。なお、生産量はピーク時に日産3万バレル程度を予定しています。
大阪ガスは、上流事業を競争力・収益力の向上に貢献する事業分野と位置付けています。今回のネクサス・エナジー社からの鉱区権益取得は、連結収益への貢献はもとより、上流事業分野における総合的な技術・経営ノウハウの獲得を目指すものです。
大阪ガスは、今後とも、豪州における石油・ガス田への投資やLNGプロジェクトの開発を進めていく予定です。
*1 為替レート101円/豪州ドル換算で約75.7億円
*2 コンデンセート:ナフサやガソリンに性状が近い超軽質原油の一種
■AC/P23鉱区 所在地、開発イメージ
(※ 関連資料を参照してください。)
(ご参考)
<大阪ガス株式会社>
所在地:大阪市中央区平野町四丁目1番2号
社 長:芝野 博文
事業内容:ガス事業、熱供給事業、その他付帯事業等
<大阪ガスオーストラリア社(Osaka Gas Australia Pty Ltd)>
所在地:オーストラリア 西オーストラリア州パース市
社 長:竹森 敬司
事業内容:石油・ガス開発事業
<大阪ガスクラックス社(Osaka Gas Crux Pty Ltd)>
所在地:オーストラリア 西オーストラリア州パース市
社 長:竹森 敬司
事業内容:石油・ガス開発事業
<ネクサス・エナジー社(Nexus Energy Limited)>
所在地:オーストラリア ヴィクトリア州メルボルン市
社 長:イアン チャコス(Ian Z Tchacos)
事業内容:石油・ガス開発事業
株式上場:オーストラリア証券取引所(ASX)上場
(※ AC/P23鉱区 所在地、開発イメージは関連資料を参照してください。)