富士通、仏GFI Informatique社の株式公開買付け結果を発表
富士通サービスによる仏GFI Informatique社株式公開買付けの結果に関するお知らせ
当社は、全額出資子会社の英国 富士通サービス(本社:ロンドン、CEO:デビッド・コートレー)による仏GFI Informatique社(本社:パリ、CEO:ジャック・トージュマン、以下 GFI社)の株式の公開買付けを2007年7月2日より実施してまいりましたが、8月8日をもって終了し、8月14日に仏当局より、その結果について発表がありましたので、内容について、お知らせいたします。
当該結果発表によると、発行済株式総数に対する応募株式総数の割合は40.6%であり、当初予定の66.67%未満となりました。よって、富士通サービスは本公開買付けによるGFI社株式の買付けは行いません。
記
1. 富士通サービスによる公開買付けの概要
(1)対象会社の名称
仏GFI Informatique社
(2)買付けを行った株券等の種類
普通株式
(3)公開買付け期間
2007年7月2日から2007年8月8日まで
(4)買付け価格
一株につき、8.50ユーロ
2. 公開買付けの結果
(1)応募の状況
発行済株式総数 54,168,916
買付予定株式総数 発行済株式総数に対する割合の66.67%以上
応募株式総数 21,992,849
買付株式総数 0
発行済株式総数に対する応募株式総数の割合は40.6%となりました。
(2)公開買付けの成否
応募株式総数が買付予定株式総数(発行済株式総数の66.67%)に満たないため、全ての応募株式の買付けを行いません。
(3)買付けに要する資金
上記 2. のとおり全ての買付けを行わないため、買付けに要する資金は発生いたしません。
3. 今後の見通し
(1)業績への影響
当社の2007年度業績への影響はありません。
(2)富士通グループの欧州ビジネス展開について
富士通サービスは、事業計画を含む本公開買付け提案に関し、理解を示してくださったGFI社の株主、そしてステークホルダーに感謝の意を表します。
富士通サービスのCEOであるデビッド・コートレーは、「富士通サービスは、今後も欧州ビジネスを成長させていきます。フランスを含む大陸市場において、オーガニック成長とM&A戦略により継続的にビジネス展開の機会を検討していきます。すでに、ドイツにおいては、ITサービス企業のTDS社を傘下に収め、大型商談を獲得しており、富士通サービスは今後もこの戦略でビジネスを加速させてまいります。」と述べています。
富士通グループは、各国や地域毎のお客様のニーズに応えるきめ細かなサービスを提供し、将来の成長・収益の柱としてのITサービスビジネスをさらに強化していきます。豊富な実績やノウハウをもとに、お客様に信頼されるパートナーとして、お客様とともに成長することを目指していきます。
■ 富士通サービスに関して
富士通サービスは、グローバルにビジネスを展開している富士通グループの欧州におけるサービスビジネスの中核を担い、売上高24億6,000万ポンド(35億9,000万ユーロ、2007年3月期)、従業員約19,000名(2007年3月末)、英国を中心に20ケ国以上で主にITインフラストラクチャー管理、アウトソーシングなどのITインフラサービスをお客様に提供しています。
以上