シャープ、高画質・超薄型・先進の環境性能を実現する液晶新技術を開発
液晶技術の粋を結集・・・未来のテレビ創出へ
高画質・超薄型・先進の環境性能を実現する
液晶新技術を開発
シャープは、液晶技術の粋を結集し、「画質」「薄さ」「環境性能」で従来と比べ大幅に上回る液晶テレビの試作に成功いたしました。当社は将来を見据え、未来のテレビ創出に向けて取り組んでまいります。
放送のデジタル化が進む中、液晶テレビは、薄型、高画質な映像表示、低消費電力などの特長から、リビングのメインテレビとして、また個室のパーソナルテレビとして、世界規模で急速に需要が拡大しています。
一方、放送や通信のデジタル化にともない、ノイズのないクリアで高精細な映像が手軽に視聴できる環境が整ってきました。
この様な状況の中、今後液晶テレビは一層の「高画質化・大型化」と、生活空間を革新するような「斬新なデザイン」そして「先進の環境性能」が求められます。
今回、当社が試作した液晶テレビは、長年にわたり培ってきたオンリーワン液晶技術の結集により、50型クラスで「厚み 20mm(主要ディスプレイ部)/29mm(最厚部)」「コントラスト比 10万対1」「消費電力140kWh/年」と、従来にない破格の性能と構造を実現しました。
当社は今後、さらに液晶技術の革新に努め、21世紀のデジタル映像文化を担い、生活空間を一新する液晶テレビを創出してまいります。
<試作機(52V型)概要>
コントラスト 100,000:1
色再現性 NTSC比 150%
厚み 20mm(主要ディスプレイ部)/29mm(最厚部)
重量 25kg
年間消費電力(※) 140kwh/年
(※)年間消費電力量とは、省エネ法に基づいて、型サイズや受信機の種類別の算定式により、一般家庭での平均視聴時間(4.5時間)を基準に算出した、一年間に使用する電力量です。