ファルマデザイン、薬物動態予測ソフト「ADMEnsa Interactive version 4.0」発売
薬物動態(ADME)予測ソフトADMEnsa Interactive(TM) version 4.0発売のお知らせ
株式会社ファルマデザインでは、この度BioFocus DPI(旧Inpharmatica)社の総合薬物動態(ADME)予測システムADMEnsa Interactive(TM) version 4.0をリリースいたしましたことを、ここにお知らせいたします。
(詳細について http://www.pharmadesign.co.jp/products/tools/adms_prediction/admensa/ )
欧米の大手製薬企業はもとより中堅の製薬企業や日本国内の製薬企業にもご好評をいただいておりますADMEnsa Interactive(TM)も今回でversion 4.0のリリースとなり、機能群も更に充実したものとなりました。
新機能Glowing Moleculeは、化合物構造のどの部位がADME予測にどのように影響しているかをわかりやすく画像で表示するものです。化合物の改良デザインにおいて、より迅速かつ論理的な判断を可能にします。
新オプション機能Auto-Modellerは、計算化学の専門家ではないユーザーにも簡単に使いこなせるQSAR(定量的構造活性相関)モデル作成機能です。これにより、ユーザー自身のデーターを用いて個別のプロジェクトにより適したモデルの作成が可能になります。
ADMEnsa Interactive(TM) version 4.0は総合ADME予測システムとして、より迅速かつ論理的にリード化合物のADME最適化を可能とし、化合物の活性のみならず、選択性やADMEプロファイルを総合的に判断し医薬品候補化合物を選定する意思決定ツールとして、更なる創薬プロセスのスピードアップとコスト削減に貢献します。
■ ADMEnsa Interactive(TM)について
BioFocus DPI(旧Inpharmatica)社が開発した、QSARモデル、量子化学をベースにしたcytochrome P450代謝部位予測モデル、化合物を順位付けしより優れた化合物を選び出すためのインフォマティクス、化合物群の構造多様性を表示するケミカルスペース表示機能、予測モデル作成ツールからなる総合ADME予測システムです。リード探索から合成、リード化合物の最適化に至るまで、創薬の様々なステージにおける意思決定にご活用いただけます。
■ BioFocus DPI社およびInpharmatica社について
英国のin silico創薬ベンチャーInpharmatica社は、昨年12月欧州の創薬企業Galapagos社に買収され、その受託サービス部門であるBioFocus DPIの一部となりました。引き続きInpharmatica社時代と同じチームメンバーにより、更に充実したケモゲノミクスとADMEの製品・サービスをご提供しております。
Galapagos 社のホームページ: http://www.glpg.com/
BioFocus DPI社のホームページ: http://www.biofocus.com/
■ 株式会社ファルマデザインについて
バイオインフォマティクスとドラッグデザインを事業の中核としたゲノム創薬ベンチャー。ゲノム創薬に関する受託研究と、独自にタンパク質の立体構造からその機能をコンピュータで推定することにより創薬標的分子を探索し、医薬品のリード化合物を見出す研究を行なっています。
詳しくは http://www.pharmadesign.co.jp/ まで。