三菱電機、フルハイビジョンホームシアタープロジェクターを発売
高速応答・高精度の「Dramatic Iris(ドラマチックアイリス)」でより深い黒を実現
三菱フルハイビジョンホームシアタープロジェクター新製品発売のお知らせ
三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、業界最高の19dBの静粛性(※1)を持つフルハイビジョン(フルHD:解像度1920×1080ドット)のホームシアタープロジェクターに、高速・高精度の「Dramatic Iris」を搭載して、より深い黒を実現した新製品を9月28日から発売します。
※1:ファン付きプロジェクターにおいて。ランプ低モード時。2007年8月21日現在、当社調べ
【 発売の概要 】
製品名 三菱ホームシアタープロジェクター
形名 LVP-HC6000
解像度 フルハイビション 1920×1080ドット
希望小売価格 オープン
発売日 9月28日
月産台数 1000台
【 発売の狙い 】
ホームシアタープロジェクター市場は、全世界で昨年比約111%(当社予測)の伸長が見込まれます。また、昨年半ばに登場したブルーレイディスクやHD-DVDのパッケージメディアが充実し、地上デジタル放送やBSデジタル放送でのハイビジョン映画放映の充実と相まって、今後フルHDプロジェクターの構成比が上がると予測されます。
そこで当社は、昨年発売し好評をいただきました廉価なフルHDのLVP-HC5000の後継モデルとして、高速応答・高精度の「Dramatic Iris」を搭載して、より深い黒を実現した新製品を発売します。
【 新製品の特長 】
1.高速応答・高精度の「Dramatic Iris」の搭載で、より深い黒を実現
「Dramatic Iris」は、場面の明るさに応じて光量を変える「新開発オートアイリス」と「レンズ絞り」の総称で、高品位なハイビジョンの映像を再現します。「新開発オートアイリス」が、従来よりもきめ細かな1/60秒単位でアイリスを制御するので、明るい場面から暗い場面に急激に変化する(またはその逆の)シーンであっても、ダイナミックレンジの広い映像をほぼ忠実に再現します。
さらに今回、「レンズ絞り」を追加したことで、一段と引き締まったより深い黒を実現しました。
2.フルハイビジョン対応レンズ搭載の光学エンジンを継承、使い勝手をさらに向上
ガラスレンズに比べて高価で高性能なED(超低分散)レンズ3枚を含む14群17枚のレンズで構成し、色ずれを起こす色収差と周辺フォーカスを大幅に改善して、フルHDの解像度を忠実に再現する光学エンジンを継承しています。100形を投写するのに必要な距離は3.1mと短く、「1.6倍電動ズーム/フォーカス」や、電動の「上下左右レンズシフト」で、設置性と使い勝手は良好です。
さらに今回は、「1.6倍電動ズーム/フォーカス」と「上下左右レンズシフト」調整に、変化量が大きい「粗調整」と細かな「微調整」の2モードを設けて、より使い勝手を向上しています。
3.業界最高、19dBの低ファンノイズ
ファンノイズは、20dBを切る業界最高の19dBと静粛です。ファンノイズに煩わされることなく、フルHDの映画映像などをお楽しみいただけます。
4.画像処理回路に新世代フル10ビットReon-VX採用で、高品位な映像を再現
ハイビジョンソースの1080iのインターレース信号を1080pのプレグレッシブ信号に変換するIP変換やノイズリダクションなどを行う画像処理回路には、新世代10ビットの最新チップReon-VX(※2)を採用しており、高品位な映像を再現します。DVD再生では、画素変換処理に高精度フィルターを搭載し、Reon-VX内の HQV(※3)ノイズリダクションとの組み合わせにより、映像の輪郭に発生しやすいモスキートノイズなどの低減を図っています。さらに、1秒あたり24コマのフィルムと30コマのビデオのモード切り換えを追加したことで、コンテンツに応じたより高品位な映像を再現できます。
※2: ハイエンドAV機器に搭載され専門家の間では定評のある米国Silicon Optix社製の最新チップ
※3: Hollywood Quality Video
【 その他の特長 】
1.Ver.1.3に対応したHDMI端子を2系統搭載
最新のVer.1.3に対応したHDMI端子を2系統搭載していますので、従来の8ビットに加え、10ビット、12ビットの情報を伝送でき、高精細・高品位な映像を再現します。
2.映画本来の質感が楽しめる「24p信号入力」に対応
ブルーレイディスクフォーマットで規定されている、映画本来の画質を楽しむ「24p信号入力」に対応しています。映画フィルムの記録方式(24コマ/秒)をそのままプロジェクターに入力し、整数倍で表示することで、映画からビデオ信号に変換される際に生じる映像の劣化をほとんど発生させませんので、映画そのものの高い質感を楽しめます。
【 主な仕様 】
※ 関連資料参照
【お客様からのお問い合わせ先 】
三菱電機お客さま相談センター
フリーダイヤル 0120-139-365