NEC、4月にNECビューテクノロジーとNECディスプレイソリューションズを統合
映像表示事業会社の合併について
~グローバルNO.1のディスプレイソリューションカンパニーを目指して~
NEC、NECビューテクノロジー株式会社(代表取締役社長 雄川孝志)およびNECディスプレイソリューションズ株式会社(代表取締役社長 津田芳明)は、このたび、本年4月1日付で、プロジェクター事業を担当するNECビューテクノロジー株式会社とモニター事業を担当するNECディスプレイソリューションズ株式会社の合併を決定いたしました。
合併に際しては、NECビューテクノロジーを存続会社とし、社名は「NECディスプレイソリューションズ株式会社」といたします。また代表取締役社長は、津田芳明 が就任いたします。
また、北米および欧州では、新会社直轄の現地法人(NECディスプレイソリューションズ オブ アメリカおよびNECディスプレイソリューションズ(ヨーロッパ))が、映像表示機器(プロジェクター、モニター)の販売・ソリューション事業を統括いたします。
NECビューテクノロジーは、2000年1月の設立以降、プロジェクター事業を担当し、デジタルシネマからモバイルユースまで製品のフルラインアップ化を図り、ビジネス用プロジェクターでは、世界第2位のシェアを有しており、海外売上比率は約90%となっております。
またNECディスプレイソリューションズは、2000年1月に設立され、現在、高品質モニター、大型公共用モニター等の高付加価値製品の提供を重視し、開発・製造・販売が一体となったグローバルなサプライチェーンマネジメントを実現し、モニター単体企業向けシェアは、米国で第1位、欧州で第3位を獲得し、海外売上比率は約90%となっております。
このように両社とも、高度な技術とサプライチェーンマネジメントを核に、グローバルカンパニーとしての積極的な事業展開を図っております。
新会社は、今般の合併により、両社の経営リソースを統合し、映像表示機器の開発、製造、販売をグローバルに一本化することにより、多様化する市場ニーズへのよりスピーディーな対応を図り、お客様に、最適で高品質な映像ソリューションを提供してまいります。
これにより、グローバルNO.1のディスプレイソリューションカンパニーを目指します。
NECでは、映像表示機器をユビキタス社会におけるヒューマンインターフェイスを担う重要なITプラットフォームの一つと位置づけており、NECのソリューション事業との連携強化により、お客様に最適な幅広いソリューションを、グローバルに提供してまいります。
なお新会社の概要などは、添付資料をご参照ください。