アライドテレシス、10Gアップリンクスロットを標準装備のレイヤー3ギガビットイーサネット・スイッチを発売
全ポートGbE対応、10Gアップリンクスロット標準装備の
レイヤー3 ギガビットイーサネット・スイッチ
CentreCOM 9424Ts/XP-E新発売
アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役社長 大嶋章禎)は、全ポートがギガビットイーサネットに対応し、10Gアップリンクスロットを標準装備したレイヤー3ギガビットイーサネット・スイッチ「CentreCOM 9424Ts/XP-E」の出荷を2月5日から開始します。
CentreCOM 9424Ts/XP-Eは、10/100/1000BASE-Tを24ポートと、1000BASE-SX/LX/長距離対応ギガの拡張が可能なSFPスロットを4個(10/100/1000BASE-Tポートと共用)、10Gアップリンク(XFP)スロットを2個標準装備したレイヤー3ギガビットイーサネット・スイッチです。機能面では、最新のASICによりワイヤースピード/ノンブロッキングのレイヤー3ルーティングを実現し、スタティックルーティング、およびRIPv1/v2をサポート、ECMPにも対応しているため経路の冗長化を実現し耐障害性を高めることができます。
ハードウェアによるパケットフィルター*により、IP/UDP/TCPヘッダー内のパラメーター、プロトコル、VLAN、ポート等の指定ができ、パケットの破棄、転送処理をワイヤースピードで実現します。
また、帯域制御、輻輳制御等のQoS処理をポリシーベース*で実現し、ポリシーは複数のトラフィッククラスで構成され、それぞれのクラスに応じたサービス品質を定義することができます。最大4094個までのVLANに対応したIEEE802.1Q準拠のタグVALNとポートベースVLANをサポートし、さらにマルチプルVLANにも対応するため、集合住宅のようなセキュリティーを必要とするネットワークにも最適です。マルチキャストグループへの参加/不参加を監視するMLD/IGMPスヌーピング機能もサポート予定で、グループごとにマルチキャストデータの転送を必要とするポートと必要としないポートを管理しますので、帯域の無駄な消費を抑えることができます。IEEE 802.1D準拠(STP Compatible)のスパニングツリープロトコルに対応し、IEEE 802.1w準拠のRapid STPを使用することにより障害回復時間を短縮することが可能です。ポート認証は、認証モードとしてSingle Host/Multiple Host/Multiple Authenticationに対応し、LANにおけるユーザー認証が可能です。
認証方式もMD5認証に加え、TLS/TTLS/PEAPをサポート予定です。
付加機能としてIEEE 802.1XダイナミックVLAN、MACアドレスベース認証をサポートし、より強力かつ柔軟なユーザー認証環境が実現可能です。また、ポートセキュリティー機能により、ポートに進入するパケットをMACアドレスでフィルタリングしセキュアなネットワーク接続の構成を実現するとともに、ポートトランキング機能により、複数のポートを論理的に束ね高速/冗長リンクを作成できます。この機能により、ネットワークサーバーや基幹ネットワークに近い部分でのボトルネックを解消し耐障害性を高めることができます。トランクグループは6グループまで作成が可能で、1つのトランクグループには最大8ポートまで所属可能です。
さらに、攻撃検出機能をサポート予定で、各種DoS攻撃から本製品を守ることができます。検出箇所を分散させることでネットワーク上の被害を最小限に抑えることができます。オプション(別売)のリダンダント電源装置「CentreCOM RPS3204」を接続することにより、電源の冗長構成が可能です。CentreCOM 9424Ts/XP-Eは、環境に配慮したRoHS指令対応製品で、10Gアップリンクスロット標準装備のレイヤー3ギガビットイーサネット・スイッチとして十分な機能を搭載しつつ、低価格を実現したコストパフォーマンスに優れたレイヤー3ギガビットイーサネット・スイッチです。
* サポート予定
製品名 CentreCOM 9424Ts/XP-E
標準価格(税別) 780,000円
リリース予定日 2月5日
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アライドテレシス株式会社
東京都品川区西五反田7-21-11 第2TOCビル
TEL:0120-860442
http://www.allied-telesis.co.jp