2007'08.09.Thu
大成建設、技術センター研究本館を次世代型研究施設の実証モデルとして再生技術センター研究本館を次世代型研究施設に再生 大成建設(株)(社長:葉山莞児)は、次世代型研究施設の実証モデルとして、昨年4月以来進めて参りました、自社技術センター研究本館のリニューアルが、この度完成いたしました。この建物では、(1)「コミュニケーション」、(2)「セーフティ&セキュリティ」、(3)「サステナビリティ」の3つのコンセプトのもと、新しい技術を導入した増床・改修を行い、創造性を喚起する分野融合型の研究開発環境の整備を実現しています。 (1)コミュニケーション 研究開発活動はますます複雑化・多様化が進んでおり、専門分野を超えた研究者同士のコミュニケーションの重要性が高まっています。このため、技術センター研究本館では既存建物に増床工事を行い、コミュニケーションスペースを構築しました。3階、4階をつなぐ吹抜け空間を新設し、研究者が自由に往来できるようにすることでフロア間の交流を促し、コミュニケーションを拡大させています。また、1階エントランスロビーでは既存上部躯体を取り除き、新たに吹抜け空間を創出し、外部とのコミュニケーション機能を強化しています。 (2)セーフティ&セキュリティ ダクタルAF床版、縦格子鋼板補強工法、大成リアルタイム地震防災システム、IP統合ネットワークシステム、セキュリティシステムなどの導入により、防災や情報管理、セキュリティに対して安全・安心な機能と空間を構築しています。 (3)サステナビリティ 天井吊り型パーソナル空調・設備ユニット(T-Personal Air)、コンパクトダブルスクリーン(T-Facade Air)、全面床吹出空調(T-Breeze Floor)、調光天井(ETFEフィルム)、氷水直接搬送システム、クールウォール・クールロード・緑化システムなどの環境配慮技術を導入しています。当リニューアル工事により、建物の総合環境性能評価(CASBEE* (改修))において最上位の「ランクS」、「環境性能効率(BEE)= 4.2」の評価を実現しています。 今後、当社では技術センターでの空間作り、導入技術に加え、当社が保有する技術と総合力を駆使し、あらゆる業種での研究施設環境の整備を積極的に支援してまいります。 *:CASBEE:Comprehensive Assessment System for Building Environmental Efficiency =(財)建築環境・省エネルギー機構(IBEC)が推進する建物の総合環境性能評価システム < 技術センター本館 リニューアル 概要 > 添付資料をご参照ください。 ● 関連リンク大成建設(株) ホームページ
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