KCCS、ID管理システム「GreenOffice Directory」新バージョンを提供開始
京セラコミュニケーションシステム、ID管理システム「GreenOffice Directory」の最新バージョンを提供開始
準備本番比較機能など日本の商習慣に合わせた新機能を追加し、利便性を向上
京セラコミュニケーションシステム株式会社(本社:京都市伏見区 代表取締役社長 森田直行 以下KCCS TEL代表 075-623-0311)は、ID管理システム「GreenOffice Directory」の最新バージョン(Version3.7)を3月28日より提供開始致します。
現在、個人情報保護法や日本版SOX法など、企業のコンプライアンスが社会的な要求として求められています。その中で、様々な情報システムへの適切なアクセス権限付与と監査を行うアイデンティティマネジメントシステム(ID管理システム)は、IT統制の一環として重要な課題となっています。このようなニーズに応えるため、KCCSではこれまで培ったノウハウを最大限に活かし、ID管理システム「GreenOffice Directory」に新たに下記機能を追加します。
「GreenOffice Directory」は、“日本の企業には日本の商習慣にあったID管理が必要”というコンセプトのもとに開発されたID管理システムです。社内システムのID統合に加え、組織変更・人事異動時においても、IDやアクセス権限を適切かつ効率的に維持・管理し、職務分掌の明確化と整備を支援します。
IDを集中管理することにより、セキュリティポリシーの徹底と管理コストの削減、さらにはコンプライアンスへの対応も可能となります。
「GreenOffice Directory」に追加される主な新機能は以下のとおりです。
1.準備本番比較機能
現在稼動中のマスタ情報と、将来適応するマスタ情報の変更箇所が分かるリストや、アプリケーション毎の利用者数の増減が分かるリストを出力することが可能です。既存のデータと更新用データの差異がリストとして可視化されることにより、本番適用前にデータの確認ができ、更新ミスを未然に防ぐことができます。
2.RDB(*1)連携機能
専用UI(ユーザインターフェイス)の設定により、SQL(*2)による自動的なOracle、DB2への連携を実現します。これにより各企業様にて稼動している独自システムとの連携において、これまで必要だった専用インターフェイスの開発が不要となり、システム導入に伴うコストを軽減します。
3.パスワードリマインダ機能
ユーザがシステムへのログインパスワードを忘れた際に、ユーザ自身によるパスワードの再設定が可能となります。これにより、運用者(ヘルプデスク)へのパスワード忘れの問い合わせが激減し、システム運用者の作業負荷を軽減します。
名 称 GreenOffice Directory Version3.7
提供開始 3月28日
価 格 ライセンス料 210万円(300ユーザ)~(税込)
販売目標 3億円(年間)
<GreenOfficeシリーズについて>;
業務の生産性向上を実現するために、運用現場の声から生まれ、多くのお客様での運用実績を通じて進化した“使える”ソリューションパッケージ製品群が「GreenOffice」です。IT統制を支えるID管理を中核に、情報を活用する文書管理、プロセスを管理するワークフローなど、GreenOfficeを通じて、経営を伸ばすベストプラクティスの実現に取り組んでいます。
■GreenOffice Directory Ver3.7動作環境について
(※ 関連資料を参照してください。)
*1 Relational Databaseの略で、データ管理方式の一つ。また、その方式に基づいて設計されたデータベース。
*2 Structured Query Languageの略で、リレーショナルデータベースの操作を行うための言語の一つ。
* 製品名及び会社名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。
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