野村HD、ロシアのモスクワに投資銀行業務全般の拠点を開設
野村ホールディングス、ロシア拠点を開設
野村ホールディングス株式会社(執行役社長兼CEO:古賀信行)は、本日、ロシアのモスクワに拠点を開設したと発表した。
開設したのは、ノムラ(CIS)LIMITED モスクワ支店(Nomura (CIS) Limited Moscow Branch)で、野村グループの欧州地域を統括するノムラ・ヨーロッパ・ホールディングズPLC(英国ロンドン、社長:石田友豪)の子会社となる。この結果、欧州・中東地域の拠点が13 カ国14 ヶ所になった。
同拠点では、投資銀行業務の全般を行い、現地顧客に対して幅広い投資商品ラインアップとサービスを提供する。また、同社の日本をはじめとするアジアでの確固たる地位をてこに、ロシア企業とアジア市場をつなぐ役割を担っていく。
野村グループのグローバル・インベストメント・バンキング部門の柳谷孝CEO は、以下のとおりコメントした。
「野村グループにとって、ロシアを含むCIS(独立国家共同体)は、成長著しいエマージング・マーケットの代表格として、戦略的に重要な地域である。ロシアでは10 年前から、ロンドン拠点を通じてビジネスを展開してきたが、現地に拠点を開設することによって、顧客とより密接な関係を作り、旺盛な資金調達ニーズなどにきめ細かく対応できると考えている。」
以 上