サカタのタネ、カリブラコア「カリプッチ」シリーズから「イエロー」を発売
新品種
草姿がコンパクトにまとまり花つきも非常によく、春から秋まで長期間にわたり花壇などを彩る
カリブラコア『カリプッチ』シリーズに新色『イエロー』を追加
カリブラコアでは希少な濃いイエローを実現 シリーズ全体のラインナップは全5色に
サカタのタネでは、カリブラコア(※)『カリプッチ』シリーズの新色として、『カリプッチイエロー』を開発し、2007年3月19日から発売を開始いたします。2003年の発売以来『カリプッチ』シリーズは、コンパクトにまとまった特徴的な草姿で、花つきが非常によく、春から秋まで長期にわたり楽しめるシリーズとして好評を博しています(既存品種は「ブルー」「レッド」「ローズ」「ホワイト」の4品種4色)。『カリプッチ イエロー』は、『カリプッチ』シリーズの性質はそのままに、カリブラコアのなかでも希少な濃いイエローの花色を実現しました。従来の4品種との組み合わせにより、花壇、鉢などのコンテナ栽培で、よりバリエーション豊かなカラーコーディネートが楽しめます。『カリプッチ イエロー』の花苗は、全国の種苗店、園芸店、ホームセンターなどを通じて販売されます。ポット入り苗で出荷され、価格はオープンとなっています
※カリブラコア:学名Calibrachoa sp. ナス科、カリブラコア属の非耐寒性多年草の草花。葉は細長く、ペチュニアを小さくしたような花をたくさんつける。ペチュニア(ペチュニア属)とは別属の植物だが、ペチュニアの仲間として扱われることが多い。また、非耐寒性多年草扱いだが、株が大きくなれば-4~-5℃の気温にも耐えることができ、夏の暑さにも強い。日本では1994年頃から販売され近年花壇・鉢物材料として広く用いられている。
『カリプッチ』シリーズは、新しいタイプのカリブラコアとして2003年に販売を開始しました。ネーミングの由来は"カリブラコア+プチ(petit=小柄できりっとした)"の造語で、その名のとおりコンパクトにまとまった草姿で、3cmほどの小さな花を4~9月いっぱいまで次々と咲かせます。特に一年のなかでも日長の長い5~8月の最盛期には株いっぱいに花を咲かせ、鮮やかな花色を楽しめる品種として市場での人気の高いシリーズです。
しかし、既存4品種のうち「ホワイト」以外の「ブルー」「レッド」「ローズ」は全体的に深い色合いのため、寄せ植えした際のバリエーションとして、明るい色の追加が望まれていました。それに応えるべく研究開発を進めてきたのが、今回発売する『カリプッチ イエロー』です。
『カリプッチ イエロー』は、コンパクトな草姿、花つきのよさ、丈夫さなどの『カリプッチ』シリーズの特長をそのまま受け継ぎながら、カリブラコアでは希少な比較的濃い花色のイエローを実現しました。従来の4色4品種と合わせれば、より一層バリエーション豊かなカラーコーディネートを楽しむことができ、シリーズ全体として今まで以上の拡販を期待しています。
『カリプッチ』シリーズの栽培のポイントとしては、日当たりのよい場所を選び花壇では20cmほどの株間を空けて植え込みます。また、コンテナでの寄せ植えなどにも使えます。分枝性に優れ、多数の花を咲かせますが、花つきが鈍ってきた場合は時々刈り込むことで再び新しい花芽をたくさんつけ、春から夏、そして秋にかけて長期間にわたり美しい花を楽しめます。また、冬の寒さにも比較的強く温暖地以西では冬越しでき、翌年もまた花を楽しむことができます(経年により株が疲れてきた場合には新しい苗に植えかえる必要があります)。
< 花苗価格 >
オープン価格
< 販売ルート >
全国の種苗店、園芸店、ホームセンター
< 販売形態 >
ポット苗
< 読者の方から本商品に関するお問い合わせ先 >
株式会社サカタのタネ 企画調達課
電話045-945-8872