日産自、茂木試験場に本格オフロードコースを竣工
日産自動車、茂木試験場に本格オフロードコースを竣工
日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は、栃木県 茂木試験場(栃木県芳賀郡茂木町)にて、2006年6月より建設を進めてきた本格オフロードコースがこのほど完成し、15日、竣工した。
今回完成した本格オフロードコースは、山岳悪路を模した岩路、砂漠を模した砂地路、傾斜角最大30度の登降坂路等を有する国内最大級(2.3万平方メートル)の試験路である。
このコースの完成により、クルマの使用条件が過酷な地域や悪路と同等の条件で、サファリ(パトロール)、X-TRAIL等4輪駆動車のオフロード走行性能について安全、かつ繰り返し性能試験、評価が可能となり、オフロード性能開発がさらに充実する。また、4輪駆動車の新型車の商品開発において、性能や品質の向上に寄与することとなる。
尚、同社は、同試験場の他国内3ヶ所(栃木、追浜、陸別)、海外1ヶ所(米国アリゾナ州)の試験場で研究開発を実行推進している。
栃木県 茂木試験場の概要は次の通り
所在地:栃木県芳賀郡茂木町大字鮎田555番地
敷地面積:約127万平方メートル
(東京ドームの26倍<建築面積の比較>)
主要設備:高速周回路
登降坂路
冠水路
オフロード試験路
以 上