横浜ゴム、低燃費指向プレミアムオールシーズンタイヤ「ZEN 702ZE」を発売
低燃費指向プレミアムオールシーズンタイヤ「ZEN 702ZE」新発売
環境特化型トラック・バス用タイヤ「ZEN」の第一弾商品
横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は、トラック・バス用タイヤ事業における環境グローバルコンセプト「Z. ENVIRONMENT」の新タイヤブランド「ZEN」の第一弾商品として、低燃費指向プレミアムオールシーズンタイヤ「ZEN 702ZE(ゼン・ナナマルニ・ゼットイー)」を2007年6月より順次発売する。発売サイズは全5サイズで、同商品には希望小売価格を設定する。
「ZEN 702ZE」は、ころがり抵抗を低減し車の燃費を向上することで省資源と排気ガス削減に貢献し、さらに均一な摩耗によって省メンテナンス性にも優れるオールシーズンタイヤ。省燃費を実現する新キャップコンパウンドの採用により、従来品(PRO FORCE eco TY687)に比べころがり抵抗を18%低減。さらに「C’ROLL(クロール)製法(※)」と組み合わせることで耐摩耗性との両立を実現した。また、トレッドパターンには、サイプを高密度に配置することで周方向へのエッジ効果を接地面全域で高めた4本溝のリブ基調ブロックパターンを採用した。これにより、オールシーズンタイヤに必要なトラクション性を確保しながら、同時に耐摩耗性も高めた。さらに偏摩耗の抑制では、「小ピッチZブロック」がヒール&トウ摩耗を、「ソリッドショルダー」「SCグルーブ」がショルダー部の偏摩耗を抑え、ロングライフ性と省メンテナンス性を向上させている。
※「C’ROLL製法」=C’ROLLはCOLD&ROLLの略語。従来、高温下で行われていたゴムのミキシングを、低温でさらにロールを使用して丹念に練ることで、ゴムの分子切断を抑制し、補強剤であるカーボンをより均一に分散できる製法。
横浜ゴムは「Z. ENVIRONMENT」の下、トラック・バス用タイヤの開発において(1)ケーシングの長寿命化(リトレッドタイヤへの活用により地球資源の循環・再生に貢献)、(2)トレッドの長寿命化(タイヤライフを向上することでタイヤ消費量を削減し省資源に貢献)、(3)ころがり抵抗の低減(車の燃費向上による省資源、排気ガス削減による大気汚染と地球温暖化防止に貢献)-の3つの環境性能を基本テーマとしている。
■「ZEN 702ZE」の特長
※ 関連資料参照
■「ZEN 702ZE」発売サイズ
※ 関連資料参照