NTTデータ関西とウイングアーク、企業システム向け次世代FAXソリューションを共同で提供
NTTデータ関西「dotFAX」とウイングアークの帳票ソリューション「SVFX-Designer」が連携
株式会社NTTデータ関西(大阪市北区、社長:佐々木康志 以下NTTデータ関西)とウイングアーク テクノロジーズ株式会社(東京都港区、代表取締役社長:内野弘幸 以下ウイングアーク テクノロジーズ)は、企業システムにおける次世代FAXソリューションを共同で提供することになりましたので、お知らせいたします。
NTTデータ関西が提供する、FAX送受信機能を企業システム内へ簡単に組込むためのサーバ・ソフトウェア「dotFAX」と、帳票分野で高い実績を持つウイングアーク テクノロジーズの帳票ソリューション「SVFX-Designer」が連携し、業務システム運用におけるPDF対応の次世代FAXソリューションを提供いたします。
ITが急速な発展を続ける今日でも、どんな業務に関わる人でも簡単に操作でき、業務現場において100%に近い普及率があるFAXは、欠かすことのできない確実かつ安全な情報伝達手段といえます。注文書や受注伝票のやりとりなど、FAXは業務運用において重要な機能を担っています。
両社の提供する次世代FAXソリューションは、「SVFX-Designer」で生成されたPDFデータを、「dotFAX」に連携することで、業務システムからのPDFデータによるダイレクトなFAX送信を実現し、業務を大幅に効率化します。また、FAXで送信されたデータをPDFデータとして保管、活用できるため、後からFAXでやりとりされたデータ内容を参照、確認することが可能です。
また、XML/WEBサービスというアーキテクチャを利用する「dotFAX」と、XML形式の帳票運用環境を提供する「SVFX-Designer」は、標準技術を採用し、さまざまなプラットフォームから運用が可能です。簡単に業務システムへFAX機能を追加することができることに加え、お客様のニーズに合わせた多種多様な帳票設計・出力・運用を実現し、運用にあわせて少ない開発工数での早期導入を実現できます。
「dotFAX」は、FAX通信機能はもちろん、サーバ運用管理機能も標準で準備されているため開発工数を短縮できます。また、システムからFAXへダイレクトに通信できるため、一度印刷した紙を人の手を介してFAX送信するという作業が短縮され、作業の効率化をはかるだけでなく、誤送信防止や情報漏えいの抑止にも役立ち、内部統制の観点からも有効な手立てとして活用できます。
これらの機能に加え、dotFAXでは新たにPDFデータによるFAX送信に対応いたします。FAXシステムでは、TIFFデータを利用するのが一般的で、異なる画像フォーマットのデータをFAX送信する場合、予めTIFFデータへ変換しておく必要がありました。dotFAXではTIFFデータに加え、新たにPDFデータに対応することにより、PDFデータからTIFFデータへの変換を意識することなく、FAX送信を利用することが可能となります。
「SVFX-Designer」は、業務要件に応じた帳票設計を実現し、システム開発の効率化と生産性向上をはかる設計機能を提供します。請求書や伝票、発注書、見積書や給与明細、出荷指図書や検品ラベルなど、業務に必要なあらゆる帳票を設計開発することができます。電子化した帳票は、PDFによるFAX出力のほか、大量出力・Webからのクライアント印刷・メールなど、業務の用途にあった運用を実現できます。
両製品の連携によって、業務システムからの情報伝達の手段として、オフィス業務の窓口となるFAXに対応でき、メールや電話だけでは対応不十分な要件を補い、全方位的なソリューション提供いたします。
この度の次世代FAXソリューションについて、以下の通りセミナーを開催いたします。
※開催詳細と会社概要は添付資料を参照