王子製紙グループ、化石エネルギー由来CO2の排出目標を4年前倒しで達成
化石エネルギー由来CO2排出の目標を4年前倒しで達成!
王子製紙グループは地球温暖化対策の一つとして、化石エネルギー原単位(※1)および化石エネルギー由来CO2排出原単位(※2)を、2010年度までに1990年度比で20%削減するという目標を設定し取組んで来ましたが、2006年度実績で化石エネルギー23%削減、CO2排出原単位24%削減となり、4年前倒しで達成することができました。
これは2004年から「新エネルギーボイラー」が順次稼働を始め、非化石燃料への転換が進んだことが大きく貢献しています。王子製紙グループでは、地球温暖化の最大の原因と言われている化石燃料を、従来あまり利用されていなかった廃棄物由来の燃料(RPF(※3)、廃タイヤなど)やバイオマス系燃料(建築廃材など)に転換する投資を進めています。これらの燃料から発生する廃棄物エネルギーや再生可能エネルギーを新エネルギーと位置づけ、これらを使用するボイラーを「新エネルギーボイラー」と呼んでいます。
「新エネルギーボイラー」は2006年度までに5基が稼働、今後、さらに3基の稼働が予定されています。今後とも王子製紙グループは環境への配慮に取り組んでまいります。
(※1)化石エネルギー使用量(熱量換算)を生産量で割った、単位生産量あたりの使用量。
(※2)化石エネルギー由来CO2排出量を生産量で割った、単位生産量あたりの排出量。
(※3)Refuse Paper and Plastic Fuelという和製英語の略称。
紙への再生が困難な古紙と廃プラスチックなどを混合し成型した固形燃料。
グループ集計対象会社:王子製紙(株)、王子板紙(株)、王子特殊紙(株)、王子ネピア(株)
以 上