カシオ、小売業など向けグリップタイプレーザースキャナ一体型ハンディターミナルを発売
ユニバーサルデザイン設計を採用
持ちやすく使いやすいグリップタイプのハンディターミナル
数量や価格などを耳で確認できる音声読み上げ機能を実現
機種名:DT-X7
モデル名:M50S/M50
無線LAN: ○ / ─
価 格:オープン価格
発売日:9月10日
年間生産台数:30,000台
カシオ計算機は、小売業や運輸業、物流業などに向けて、快適な操作性を実現したグリップタイプのレーザースキャナ一体型ハンディターミナル『DT-X7』を、9月10日より発売いたします。
『DT-X7』は、検品や発注などの業務におけるハンディターミナルの使いやすさを徹底的に追求し、ユニバーサルデザイン(ISO13407:インタラクティブ・システムのための人間中心設計)による設計手法を採用。ユーザーの利用状況の分析や評価などを設計サイクルに組み込むことで、持ちやすくキー操作やスキャニングしやすい、優れた操作性を実現しました。
◆持ちやすさの実現
指を固定しやすく、手のひらにしっくりと馴染むラウンドフォルムを採用。両サイドにはディンプル加工を施してグリップ性を向上させるとともに、本体の重心をセンタートリガーキーの下に設定することで、抜群のホールド性を実現しました。
◆確実でスムーズなスキャニングの実現
レーザースキャナは照射角が直感的にわかるよう、先端部に傾斜角を施しました。さらに、両サイドとセンターに合計3つのスキャナトリガーキーを設けることで、確実でスムーズなスキャニングを実現しました。
◆優れたキー操作の実現
自然に指が動く範囲に使用頻度の高いキーを配置。キーストロークと加重設定の改善により、長時間使用してもストレスを感じさせないキータッチを実現しました。さらに隣り合ったキーの同時押しを避けるため、キー間に凸状の仕切りを設けました。
◆音声読み上げ機能を実現
検品作業時の数量や売価チェック時の価格などを読み上げる音声読み上げ機能を実現。画面を確認する回数を減らし、繰り返し業務によるストレスの軽減と業務効率化を両立しました。
視認性に優れた2.4インチQVGA半透過型カラー液晶を採用。備忘録や引継連絡などに役立つ音声メモ機能の搭載や、BluetoothR Ver.2.0(Class2)の標準装備など、業務の効率化をサポートする多彩な機能を搭載しました。
さらに、IEEE802.11bとIEEE802.11gの2つの規格に準拠し、802.1X(PEAP、EAP-TLSなど)による認証技術やWPA1(TKIP)などの暗号技術に対応した無線LAN内蔵モデルを用意。無線LAN上で音声通話を実現するVoIPパッケージにも対応予定です。また、無線LAN内蔵ハンディターミナル(PDA型を除くグリップタイプ)では最軽量※の149gを実現しました。
※2007年6月現在(当社調べ)
《 DT-X7の主な仕様 》
添付資料をご参照ください。