松下、カーナビ向けスポット情報などのダウンロードサービスを提供
膨大なデータを一元管理するD-MAS II(*1)を活用
テキスト・画像・音声データを位置情報と統合管理、マルチに配信する
POI(*2)情報ダウンロードサービスを開始
カーナビゲーション「おでかけストラーダ」(*3)サービスから
松下電器産業株式会社 パナソニック システムソリューションズ社(代表者:遠山敬史)は、デジタルメディアアーカイブシステム(D-MAS II(*1))を活用し、カーナビゲーションシステムに最新のスポット情報やおすすめドライブコースを取り込むことのできるPOI情報(*2)ダウンロードサービスを「おでかけストラーダ」(*3)として提供、同サービスは2007年6月28日より運用開始されます。
当社は、同サービスを構築するPOI情報管理(*4)プラットフォームを活用した「POI情報管理システム」の受注を6月28日より開始します。
カーナビゲーションシステムでは、通常、年数回の地図データ更新時にPOI情報が更新されますが、利用者からは最新のスポット情報などがリアルタイムに反映されてPOI情報を取得したいという要望が強くあり、これを解決する方法として、POI情報をカーナビゲーションシステムへダウンロードするサービスが注目されています。
また、これまで提供されている位置情報、文字情報に加えて、アイコンデータ、画像データ、音声データ、映像データなどPOI情報のマルチメディア化も今後加速されます。このたび、当社は新聞社様等に多数納入実績のあるD-MAS IIを活用し、最新のデジタル地図とユーザーの利用用途に応じたPOI情報をデータベース化し、様々なデジタル機器に配信できるシステムを開発しました。
第一号の納入システムとして、松下電器 パナソニック オートモーティブシステムズ社のカーナビゲーション Strada Fクラス向けPOI情報ダウンロードサービス「おでかけストラーダ」が、6月28日より運用スタートされます。これにより、利用者は最新のスポット情報やおすすめドライブコースをパソコンやデジタルTV、携帯電話などを通じて、Stradaに取り込めることになります。
【お問い合わせ先】
松下電器産業株式会社 パナソニック システムソリューションズ社
モビリティシステム本部 シナプス&ソリューション事業グループ
TEL:045-540-5015
(*1) D-MAS II : デジタルメディアアーカイブシステム II
膨大なデジタルデータをデータベース化し、一元管理することで、共有化と有効活用を実現する松下電器のマルチメディアデータベースシステムの名称です。 2000年に販売を開始し、主に新聞社を中心に約70件納入しています。
(*2) POI:Point Of Interest
施設情報、スポット情報など位置情報と連動したデジタルコンテンツデータのことです。
(*3) おでかけストラーダ:Stradaユーザー向けコミュニティサイト「Club Strada」内のサイトのことです。最新のスポット情報をStradaにダウンロードすることができるサービスです。
詳しくは松下電器 パナソニック オートモーティブシステムズ社 ニュースリリースを参照ください。
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn070515-3/jn070515-3.html
(*4) POI情報管理プラットフォーム:位置情報とデジタルコンテンツデータの統合管理およびデジタル地図への重畳表示を可能にするサービスプラットフォームです。