独BMW、ニューBMW 1シリーズ・クーペの概要など発表
ニューBMW 1 シリーズ・クーペ
概要
・好評のBMW 1 シリーズをベースにしたコンパクトでダイナミックなクーペ。2+2 シーター、後輪駆動方式による極めて俊敏なハンドリング。
・2007 年春の3 ドア・モデルおよび5 ドア・モデルの導入に続き、今回新たにBMW1 シリーズ・クーペを投入することで、BMW 1シリーズのラインナップをさらに充実。
・コンパクト・クラスにおいて効率の良い駆けぬける歓びを実現するため、BMW 02 シリーズの伝統を忠実に受け継ぎ、このクラスならではの価値と強みを現代に再現。車両コンセプト、デザイン、駆動技術が一体となって究極のスポーツ性能を実現。
・国際的なBMW 1シリーズのサクセス・ストーリーは新たな次元へ。BMW 135iクーペの導入により、米国市場におけるBMWのシェアを大幅に拡大。
・コンパクト・クラスにおいて極めてユニークな存在である最上級モデルのBMW 135iクーペは、優れた走行性能と最大限の効率の良さを発揮。3.0 リッター直6 エンジンにツイン・ターボと第2 世代のガソリン直噴技術(ハイ・プレシジョン・インジェクション)を組み合わせ、出力225 kW(306 ps)を発生。
・BMW 123dクーペには世界で初めて公開されるBMW製新型2.0 リッター4 気筒ディーゼル・エンジンを搭載。可変ツイン・ターボ(VTT)技術、軽量オール・アルミ製クランクケース、第3 世代のコモンレール式燃料噴射装置を採用。躍動的な走りと総合的経済性を最適なバランスで実現。
・BMWが推し進めているエフィシェント・ダイナミクスを量産車に導入するため、BMW独自の革新的技術、性能と燃費の比類なきバランス、モデルごとにあつらえられたブレーキ・エネルギー回生システム、オートマチック・スタート/ストップ機能、電動パワー・ステアリング、ギアシフト・ポイント・インジケーター、補機類のオンデマンド制御などを採用。さらにディーゼル・エンジン搭載モデルには、エンジンの直後に微粒子フィルターを標準装備。
・躍動感あふれる独創的なクーペのデザインに、力強くたくましいボディと後方へ寄せられたキャビンを組み合わせた極めて軽快な印象。フロントのショート・オーバーハング、長いボンネット、ロング・ホィールベース、強烈な印象のシルエット、大きなサッシュレス・ドアが特徴。BMW 135i クーペには、改良されたM エアロダイナミクス・パッケージを標準装備。
・簡潔でゆったりしたインテリア・デザイン、高品質で洗練された内装トリム、豊富なカラーと素材を選択できるシート・トリムを用意。後席のシートには60:40 分割可倒式バックレストを標準装備。
・充実した安全関連の装備品を標準装備:各種エアバッグ、追突された場合に乗員がけがをする危険性を減らす構造の前席バックレストおよびヘッドレスト、IIHS(米国道路交通安全保険協会)の側面衝突試験など世界の衝突試験で最高の結果を獲得したニューBMW 1シリーズ・クーペのボディ構造。
・コンパクト・セグメントでありながらも、オーディオ、コミュニケーション、ナビゲーションのオプション装備品を自由に組み合わせが可能。また、AUX(外部入力端子)、USB、Bluetooth などのインターフェイスにも対応しており、MP3 プレーヤーやUSB メモリを簡単に接続できる。
・後輪駆動方式のために入念に設計されたサスペンションは、アルミ製ダブル・ジョイント・タイ・バー・アクスルをフロントに装備し、軽量スチール製5 アーム・アクスルをリアに採用。さらにダイナミック・トラクション・コントロール(DTC)を組み込んだダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)、エネルギーを節約する電動パワー・ステアリング、BMW 独自のアクティブ・ステアリング(オプション装備品)を装備。BMW135i クーペとBMW 123d クーペには、トラクションを最適化させるため、ディファレンシャル・ロックと同じ効果をもたらす電子制御システムを装備。
・エンジン・バリエーション:
BMW 135iクーペ:
ツイン・ターボとガソリン直噴技術(ハイ・プレシジョン・インジェクション)を採用した直列6 気筒ガソリン・エンジン。排気量2,979 cc、最高出力225 kW(306 ps)/5,800rpm、最大トルク400 Nm/1,300.5,000 rpm、0.100 km/h加速性能5.3 秒、最高速度250 km/h(電子制御により制限)、平均燃料消費量は100 km 走行あたり9.2リットル(EU基準)、CO2 排出量220 g/km(EU基準)。
BMW 123dクーペ:
可変ツイン・ターボとコモンレール式燃料噴射を採用した直列4気筒ディーゼル・エンジン。ディーゼル微粒子フィルターを標準装備。排気量1,995 cc、最高出力150kW(204 ps)/4,400 rpm、最大トルク400 Nm/2,000.2,250 rpm、0.100 km/h加速性能7.0 秒、最高速度238 km/h、平均燃料消費量は100 km 走行あたり5.2リットル(EU基準)、CO2 排出量138 g/km(EU基準)。
BMW 120dクーペ:
ターボチャージャーとコモンレール式燃料噴射を採用した直列4 気筒ディーゼル・エ
ンジン。ディーゼル微粒子フィルターを標準装備。排気量1,995 cc、最高出力130
kW(177 ps)/4,000 rpm、最大トルク350 Nm/1,750.3,000 rpm、0.100 km/h加
速性能7.6 秒、最高速度228 km/h、平均燃料消費量は100 km 走行あたり4.8
リットル(EU基準)、CO2 排出量128 g/km(EU基準)
※下記詳細と参考画像は添付資料を参照
・効率から駆けぬける歓びまで:ニューBMW 1 シリーズ・クーペ
・主要諸元
・エクステリアおよびインテリア寸法
・エンジン性能曲線図