インフォマート、「ASP商談システム」をソフトの期間貸し(ASP)方式で提供開始
FOODS Info Mart 第4のサービス「ASP商談システム」提供開始のお知らせ
当社は、2007年7月10日より新サービス「ASP商談システム」をソフトの期間貸し(ASP)方式で提供を開始いたします。これにより、当社が運営するフード業界の企業間電子商取引(B2B)プラットフォーム「FOODS Info Mart」のサービスは、食品食材市場「eマーケットプレイス(EMP事業)」、「ASP受発注システム(ASP事業)」、商品規格書データ交換所「FOODS信頼ネット(ASP事業)」、「ASP商談システム(ASP事業)」の4本の柱となりました。また、提供開始にあたり、外食チェーン本部35社の推奨をいただいており、今後、本システムの業界標準化を目指してまいります。その内容に関し、下記の通りお知らせいたします。
記
1.ASP商談システムとは
「ASP商談システム」は、従来の電話、FAX、面談等で行われている一連の商談業務における情報関連フォーマットや手順を確立するシステムをWeb上で提供し、既存取引先、さらに「FOODS Info Mart」利用企業約15,000社の中から取引先をグルーピング(システム上でのグループ設定)することにより、商談の効率化、情報の標準化等が促進され、既存取引先との関係強化及び新規取引先とのネットワーク拡大を実現するシステムです。
本システムの普及を、株式会社サッポロライオン様、近鉄観光株式会社様、株式会社ゼットン様、和幸株式会社様等の外食チェーン本部35社が既に推奨しており、今後は「受発注システム」利用企業約1万社を中心に、「ASP商談システム」の導入を促進することで着実な普及を図り、フード業界の標準商談システムを目指します。
2.ASP商談システム開発の背景
当社の「ASP受発注システム」導入企業様から、「受発注システム導入によるコストダウン、業務効率化が進んだことで、商談業務についても更なる効率化を図りたい」といった声が多くありました。
既存取引先の全商品を把握できていないため、多くの取引先との商談や見積のやり取りに手間がかかり非効率な状況がありました。また、既存取引先以外からの売り込みによる商談では条件に合わないなど、取引に至らないことも多く、新たな商材発掘のために自ら展示会等へ足を運びたくとも、時間を割けないなどの課題も多くありました。
以上のような業界の課題を解決すべく、既存取引先との日常的な商談・取引の効率化を図りながら、新たな商材も発掘できる新システムとして「ASP商談システム」を開発いたしました。
3.ASP商談システムの特長(メリット)
【買い手企業】
・既存取引先の取扱商品がいつでも検索・閲覧でき、都合の良い時間に相手を選んだ効率の良い商談ができる。
・既存取引先に対して、一度に商品提案の依頼や見積依頼ができる。
・従来取引先ごとにバラバラだった商品提案書や見積書のフォーマットが統一化され比較検討がしやすくなる。
・新規取引先の募集ができる他、企業ごとの見積管理ができる。
【売り手企業】
・既存取引先に自社の全商品情報(商品カタログ)を提供できるので、売上アップにつながる。
・取引先に対してデータでの営業・見積提出・商談ができ、履歴の管理も可能になる。
・登録した商品カタログは印刷機能により紙媒体のカタログにも転用でき、社内共有の営業資料にも活用できる。
・FOODS Info Martの買い手企業(2,543社〔2007年3月末現在〕)との新規取引による売上拡大も期待できる。
4.月額システム使用料金
・売り手企業 月25,000円(税込26,250円)
・買い手企業 月5,000円(税込 5,250円)
※既に食品食材市場e-マーケットプレイスの利用企業は当面無料でのシステム利用が可能です。また、ASP商談システムを導入した場合、食品食材市場e-マーケットプレイスの利用が無料となります。
5.ASP商談システムに関するWebサイト
こちらをご参照下さい。 http://www.infomart.co.jp/shoudan/
6.今後の見通し
「ASP商談システム」は、当社のASP事業として推進いたします。当初は、前述の通り、外食チェーン本部35社(詳細は、上記5をご参照下さい)の推奨を受け、「ASP受発注システム」利用企業を中心に利用促進を行うことからスタートし、さらにフード業界全般へ普及を図ってまいります。
ASP事業では、「ASP受発注システム」の利用の付加価値として「ASP商談システム」を利用される企業の増加を図ることから、月額顧客単価の上昇に寄与するものと見込んでおります。また、EMP事業では、「eマーケットプレイス」利用企業の「ASP商談システム」の利用を通じた、日常業務での利用促進を図ることから、同利用企業の定着率の向上に寄与するものと見込んでおります。
「ASP商談システム」提供開始による業績への影響につきましては、本格的には来期(2008年12月期)以降になるものと見込んでおり、当期(2007年12月期)は、システムの提供が開始段階であることから、軽微と見込んでおります。今後、業績に重要な影響を与えることが判明した場合には速やかにお知らせいたします。
※以下は添付資料を参照
◆FOODS Info Mart 各サービスとの関係性
◆ASP商談システム利用による業務効率化
◆ASP商談システム 機能一覧
◆ASP商談システム 画面イメージ
以 上