ネットジャパン、システム導入を短時間で処理する「Multicast Solution」を出荷開始
(株)ネットジャパンがエンタープライズ市場向けに
システムの新規導入を短時間で処理する、クローニング/デプロイメントソリューション
NetJapan Multicast Solutionを7月20日から出荷開始
(株)ネットジャパン(本社:東京都千代田区神田紺屋町8番、代表取締役:蒋 冠成,資本金:5000万円)は、エンタープライズ市場向けにシステムの新規導入を短時間で処理する、クローニング/デプロイメントソリューション「NetJapan Multicast Solution 8.5(ネットジャパン・マルチキャスト・ソリューション 8.5)」(以降、Multicast Solutionと言います)を2007年7月20日から出荷開始します。
【製品の概要】
システムインテグレーター、PCキッティングサービスを提供しているメーカーや企業のIT部門において、システムの新規導入を短時間で処理していくためのクローニング/デプロイメントは既に必要不可欠となっています。現在はオペレーションの効率、反復作業の簡易さ、1クライアントあたりの単価といった、実効面が注目される段階に入っています。Multicast Solutionは、過去10年間に渡ってデプロイメントツールをリードしてきたネットジャパンが独Paragon Software Group社と設計段階から協力し開発をおこなった、最新のデプロイメントソリューションです。より効率的に多量のPCのクローニングをネットワーク経由のマルチキャスト配信によって効率良くおこなうことができるようになりました。
ベースイメージの作成/配信のためのサーバー/配信コンソール機能をはじめ、リカバリーCD作成機能の提供、ハードディスクのマネージメントまでをトータルにサポートし、大量のクローニングやクライアントメンテナンスにおける時間とコストの削減を実現します。
【Multicast Solutionの主な機能】
■最新のオペレーティングシステムをデプロイ可能
Windows 2000/XP/2003/Vista(Vistaは一部制限あり)をサポートしています。
■デプロイメントをコントロールするためのインフラストラクチャ・サーバーを構築可能
デプロイメントをバックグラウンドでコントロールするためのプログラムエンジンを搭載した専用サーバー(インフラストラクチャ・サーバー)を構築できます。デプロイメントを管理するDeploymentコンソールとは別のPCにインストールすることができますので、管理用には手元のクライアントPCを使用してネットワークを介してタスクを実行することができ、デプロイメント用には高速な専用サーバーを使用することで効率的な配信計画を実施できます。
■Deploymentコンソールによる管理
Deploymentコンソールは、セッションの作成やスケジューリングの他、リモートコンピュータの接続状況やデプロイメントの進捗/完了の確認など、デプロイメントの管理に必要なことを単一コンソールでおこなうことができます。
■TFTP/DHCP機能の両方を兼ねたPXEサーバーを構築可能
リモートコンピュータをPXEブートさせる際に必要なDHCP機能(動的にIPアドレスを割り振る機能)を搭載しています。いままでのように別途、新たにDHCPサーバーを用意しなくとも、デプロイ専用のネットワークで、すぐにネットワーク起動による自動デプロイメントを開始することができます。
■Hard Disk Managerを標準搭載
ディスクイメージをマスターコンピュータから作成したり、マスターコンピュータのパーティション構成を変更できる、Hard Disk Managerが付属していますので、計画にあわせたハードディスク構成のイメージファイルを簡単に作成できます。
■Boot Media Builderを用意
クライアントコンピュータ用のブートCDやPXEイメージを作成します。作成したCDからコンピュータを起動するだけでデプロイメントセッションに自動的に参加し、マルチキャストクライアントの準備ができますので、高度なトレーニングを要することなく、詳しい知識がなくてもオペレーションが可能です。
■パーティションのレイアウト変更をDeploymentコンソールから指定
デプロイ後のコンピュータに対して、パーティションのサイズや構成をDeploymentコンソールから変更することができます。
■ニーズに合わせた様々なデプロイメントが可能
・起動したマルチキャストクライアントを自動的に接続し、あらかじめ設定した数のクライアントが接続すると、自動的にデプロイメントを開始できます。
・MACアドレスリストを元にクライアントコンピュータを識別してデプロイメントをおこないます。
・クライアントを識別しグループ化を可能するIDをセッションに付加して、複数のセッションを用いて目的に応じたデプロイメントをコントロールできます。
・既に開始しているユニキャストセッションに、新しくクラアントを参加させることができます。先に実行中だったクライアントを待たせることなく、途中から合流したクライアントに展開することができるユニークな機能です。
■Microsoft Sysprep応答ファイルの更新
クローニング時に欠かせないMicrosoft Sysprepの応答ファイルを、復元時に置き換えることができます。これにより、応答ファイルを変更する度にディスクイメージを作成する必要がなくなります。
■ディスクの全てまたはパーティション単位でデプロイメント可能
ディスク全体のイメージのデプロイはもちろん、パーティション単位のみのデプロイメントが可能です。
■クライアント起動用CDのカスタマイズ
Boot Media Builderはクライアントで起動するCDのカスタマイズをおこないます。インタラクティブモードやスクリプトオートメーションモードなど、CD起動時のメニューを追加したり削除したりすることができます。
■リカバリーCDソリューションの提供
ユーザー自身がスタンドアロン環境でクライアントコンピュータの復元をおこなうためのディザスタリカバリーCDを、簡単に作成することができます。
■豊富なファイルシステムに対応
イメージファイルの閲覧が可能
作成したイメージファイル内や非表示ボリュームのファイル構成を確認することができます。
【必要なシステム環境】
※添付資料を参照
【販売価格と販売見込み】
Multicast Solutionの販売価格は以下の通りです。メディアキットは税別で3,000円です。年間サポートサービスは別途販売しています。
※詳細は添付資料を参照
(株)ネットジャパンでは、NetJapan Multicast Solution 8.5を直販(VARライセンスは直販のみ)、またはネットジャパンが契約しているインテグレータ、パートナー、大手流通を通じて販売し、一年間で3億円の売上を見込んでいます。
【お問い合わせ先、商標】
・お客様からのお問い合わせ先、
(株)ネットジャパン 法人営業部
(TEL)03-5256-0877 (FAX)03-5256-0878 E-mail:corporate@netjapan.co.jp
・Copyright (C)1994-2007 Paragon Software Group. All rights reserved.
NetJapan Multicast Solutionは、株式会社ネットジャパンの商標です。本ニュースリリース中のその他のブランド名および製品名は、それぞれ帰属する所有者の商標または登録商標です。
・詳細な製品情報は
http://www.netjapan.co.jp/e/product/control/MS/をご覧ください。