日立、オフィスへのIT機器導入から運用管理を一括して請け負うサービスを提供
PCなどオフィスで用いるIT機器の
導入計画策定から運用管理までの業務を一括で請け負う
「オフィスITプラットフォームマネジメントサービス」を提供開始
日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:篠本 学/以下、日立)は、このたび、企業などの情報システム部門が担当するPCやプリンタ、ファイルサーバなど、オフィスで日常的に用いるIT機器の導入のための計画策定から、機器の移設作業やウィルス対策、社員からの問合せに対応するヘルプデスクといった運用管理までの業務を一括で請け負う「オフィスITプラットフォームマネジメントサービス」を開発し、7月20日から提供を開始します。
本サービスにより、企業などがオフィスで利用するIT機器の管理業務を日立が代行するため、情報システム部門の業務負荷を軽減することができるほか、確実なセキュリティ運用と迅速な問合せへの対応などにより社員の快適な業務環境を実現することができます。
昨今、企業などの情報システム部門の業務は、個人情報保護や内部統制など複数の法規制へ対応することや、企業内の情報システムのセキュリティを維持することなど、急速に増大しています。そのため、PCやプリンタなどオフィスで用いるIT機器の管理といった情報システム部門の日常業務を、外部に委託(アウトソーシング)することなどにより、業務負担を軽減することで、本業であるIT戦略の立案や戦略に基づいた業務システムの開発などに集中できる環境を整えることが求められています。
本サービスでは、まず、機器の導入前に現状の運用体制を診断し、改善計画を策定します。その改善計画に基づき、企業内に設置した日立の専任スタッフで構成する統括デスクが、企業などの情報システム部門に代わり、ソフトウェアのライセンス管理や、機器の増設や移設作業、ウィルス対策や情報漏えい対策など運用管理を行います。さらに、機器の故障などトラブル時の出張サポートを全国約320箇所のサービス拠点から行うほか、メールシステムなどへのログイン時のパスワード忘れといった日常的な社員からの問い合わせに対応するヘルプデスクの設置も行います。本サービスを利用することで、情報システム部門は、煩雑な管理業務の負荷を軽減することができるほか、機器の故障などのトラブルに関する社員からの問い合わせにも迅速な対応が可能となるなど、社員の業務環境の向上も実現します。
本サービスは、日立と日立電子サービス株式会社が共同で開発したものです。今後も、日立は、グループ一体となって、ITを活用し企業などの業務効率の向上を支援するアウトソーシングサービスの開発と提供に取組んでいきます。
なお、本サービスは、7月25日(水)、26日(木)と東京国際フォーラムにて開催される「日立uVALUEコンベンション2007」にて紹介します。
【 「オフィスITプラットフォームマネジメントサービス」の特長 】
1.情報システム部門の業務負荷を軽減
日立の専任スタッフが企業内に統括デスクを設置し、企業などの情報システム部門に代わって、オフィスで利用するIT機器の増設や移設などの申請受付や、ソフトウェアのライセンス管理などを行います。企業の情報システム部門は、煩雑なIT機器の管理にかかる業務負担を軽減することができます。
2.社員の快適な業務環境を実現
すでに約1,700社でサポート実績のある日立のコールセンター事業のノウハウをもとに、社員からの日常的な問い合わせに対応するヘルプデスクの設置も行います。また、IT機器の設置や障害対応などの際は、全国約320箇所のサービス拠点のエンジニアが迅速に復旧対応を行います。これにより、社員の快適な業務環境を実現します。
3.ウィルス対策や情報漏洩対策の状況を監視し、セキュリティを確実に維持
ウィルス対策ソフトウェアのインストール状況やセキュリティパッチのアップデート状況、情報漏洩の恐れのある不適切なソフトウェアのインストール状況を監視するなど、情報セキュリティの運用管理を行います。これにより、情報システム部門のセキュリティ運用業務を軽減するとともに、オフィスのセキュリティを確実に維持することができます。
【 「オフィスITプラットフォームマネジメントサービス」価格および提供時期 】
添付資料をご参照ください。
【 販売目標 】
今後5年間で500億円
【 関連情報 】
「オフィスITプラットフォームマネジメントサービス」に関するホームページ
http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/Outsourcing/serv03a.html
「日立uVALUEコンベンション2007」オフィシャルサイト
http://hitachi-uvcon.com/
以 上