ヤフーバリューインサイト、「パソコン」に関する調査結果を発表
パソコンに関する自主調査を実施
~「検索と情報収集プロセス」分析シリーズ~
パソコンの購入経路は「Webで」4割
購入のきっかけになった情報源、トップは「店頭」。
「検索エンジン」と「テレビCM」はほぼ同率に
ヤフーバリューインサイト株式会社(本社/東京都中野区、代表取締役社長:田部 信、以下ヤフー・バリュー・インサイト)は、「検索と情報収集プロセス」分析シリーズの第10回調査を2007年6月、自社モニターを対象に実施しました。(第7回目までは株式会社インタースコープとして実施)
今回の調査は、20~59歳の男女を対象に、パソコンをテーマとして実施いたしました。
パソコンを購入する際のプロセスを「きっかけ」「情報収集」「比較検討」の3段階に分け、それぞれの段階でどのような媒体を利用したか、検索エンジンを利用した場合、どのような検索キーワードを入力したかなどを調査しました。また、パソコンを実際に購入した際には、どのような経路で購入したかについても調査しました。
パソコンの購入を検討する際、そのきっかけとして3人に1人が「量販店などの店頭」と回答しています。「検索エンジン」は「テレビCM」とほぼ同率でした。情報収集の段階では、半数近い人が「メーカーのホームページ」を利用しています。
また「比較サイト」「クチコミ・掲示板サイト」「検索エンジン」などWeb系の情報源を利用する人が、この段階で急激に増えています。比較検討の段階でも、「メーカーのホームページ」を利用する人が多く、Web系の情報源はこの段階でも高い利用率となっています。【データ1】
パソコンの購入経路では、「量販店などの店頭」が最も多く、半数近くを占めていますが、「メーカーのホームページ」「比較サイト」「ショッピングサイト」といったWeb経由での購入が、合わせて4割と「店頭」に迫る高い利用率となっています。パソコンのような比較的高額な商品でも、Webでの購入は「あたりまえ」なこととして受容されているようです。【データ2】
パソコン購入に際して検索エンジンに入力したキーワードは、「きっかけ」段階から「情報収集」段階までいずれも、「購入を検討しているメーカー名」が多く、次いで「パソコンなどの一般的な言葉」となっています。より検討が進んだ、「比較検討」の段階では「購入を検討しているブランド・機種名」が大幅に増えており、検討が進むにつれて、より具体的なキーワードで検索していることがわかります。 また、検索エンジンに実際に入力したキーワードを自由回答形式で尋ねたところ、最初に入力したワードとして多かったのが「パソコン」「PC」といった極めてシンプルなワードでした。次いで多かったのが、具体的なパソコンメーカー名でした。【データ3、4】
テレビや雑誌などの広告の中で提示される検索キーワードについて、Web連動広告で提示されたキーワードを入力した経験を聞いたところ、過去のパソコン購入台数が少ないほど、広告どおりの言葉を入力して検索する比率が高くなるという傾向がみられます。【データ5】
<詳細レポートについて>
詳細レポートにつきましては、関連資料を参照して下さい。
<調査概要>
調査目的 : パソコン購入の際に利用した情報収集プロセスについて把握すること
調査手法 : インターネットWeb定量調査
対象エリア : 全国
調査対象者 : 20~59歳 男女
パソコンについてインターネットで情報収集する人
パソコンを1年以内に購入した人(プライベートで)
(当社スコープNet会員)
有効回答数 : 1,000サンプル
調査実施期間: 2007年6月15日~2007年6月18日
調査機関 : ヤフーバリューインサイト株式会社