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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.02.Sun
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2007'08.20.Mon

日本IBM、仮想化技術を活用したストレージ最適化・統合サービスを提供

仮想化技術を活用したストレージ最適化・統合サービス


 日本IBM(社長:大歳卓麻、NYSE:IBM)は本日、仮想化技術を活用して企業のストレージ環境を最適化するITサービス「ストレージ最適化および統合支援サービス」を発表します。

 個人情報保護法や日本版SOX法などの規制や法令に対応するため、必要書類の記録・保管の需要が高まっており、IDCの調査によると企業のディスクシステム容量は2006年から2011年の間、年率60%で増加する(*)と見込まれています。一方で、データ量の増加に伴いストレージ数が増加し、管理コストおよび負荷に課題を抱えるお客様も増えています。これまで、一般的なストレージ環境では、管理方法が異なる複数ベンダーのストレージを使用しているため管理負荷がかかっていたり、個々のストレージ使用率にばらつきがあるため非効率な運用をしていたり、ストレージ間のデータ移行時にはサーバーを停止しなければならないなどの課題がありました。

 このようなお客様の課題に対し、日本IBMは従来、お客様の要望に応じて個別の解決策を提供してきましたが、今回、全世界のIBMで培ってきたシステム構築の実績や経験をもとに、以下6つのメニューを明確化しました。メニュー化することで作業項目とその進め方を事前に確認することができるので、想定外の労力や時間を最小限に抑えることにより、従来に比べ効率的なシステム構築を実現することがきます。ストレージ最適化および統合支援サービス」の料金は商談毎の個別見積もりで、参考料金は約4000万円からです。(**)

 具体的には、以下のとおりです。

(1)システム計画
 お客様のストレージ環境の調査および現状のストレージ環境における課題、優先順位の明確化を行います。

(2)システム要件定義
 ストレージ運用管理、データ配置、データの可用性およびデータ・バックアップ・リストアにおけるお客様の要件の明確化を行います

(3)システム設計
 上記のシステム設計に加え、ストレージ・エリア・ネットワークの設計、異機種混合環境でのストレージ仮想化を実現する「IBM SANボリュームコントローラー(SVC)」を活用した仮想化環境の設計、および、データ移行手順の設計を行います。

(4)システム構築
 以下の設定構築作業を行います。
  ・外部ディスク装置の設定
  ・外部テープ装置の設定
  ・ストレージ・エリア・ネットワークの設定
  ・SVCの設定
  ・サーバー側ストレージ定義の設定
  ・システム運用構築

 また、当社は以下お客様の作業を支援します。
  ・ストレージ運用管理環境の構築
  ・データの可用性およびデータ・バックアップ・リストアに関する環境の構築

(5)データ移行
 お客様のデータ移行環境の構築、手順書の作成、移行の支援を行います。

(6)システム動作確認
  ・お客様の新しいシステムの動作確認に伴う業務を支援します。
  ・システム動作確認手順書の作成
  ・正常系運用の動作確認
  ・異常系運用の動作確認
  ・マルチ・パス切り替え動作確認
  ・データ・バックアップ・リストアの動作確認
  ・スキル・トランスファ

 今回発表するサービスは、多くの販売実績を持つストレージ製品であり、既存のSAN環境の統合、仮想化を実現するソリューションである「IBM System Storage SANボリュームコントローラー」を活用するものです。さまざまな機種が混在するSAN環境上でストレージの仮想化技術を活用し、容量管理の一元化、ストレージ管理作業の生産性向上、共通プラットフォームによるコピー・サービスや集中運用管理等の先進機能を提供します。SVCは先日、Storage Performance Council(SPC)によるベンチマークで世界最速・最強のストレージ仮想化ソリューションに認定されており(***)、ストレージ使用率の向上による管理コストの削減のみならず、ストレージの増大を防ぐことでデータセンターにおける消費電力の削減をも実現できます。Forrester ConsultingがSVCのお客様に最近実施した調査(****)によれば、SVCによって最大30%もストレージの稼働率が改善され、ストレージの増大を最大20%も低減できます。

 IBMは昨年末から、全世界のIBMで培った経験・アセットをベースに標準化した、グローバルで再利用可能なサービスを提供する「サービス製品」戦略を推進しています。
 グローバル標準のサービスを、分かりやすく一貫性のあるポートフォリオとして整備することで、お客様に高品質なサービスを迅速に提供することが可能となります。日本IBMでは本日発表のサービス・プロダクトに続き、今後も「サービス製品」を発表していきます。


以上

 IBMは、IBM Corporationの商標。

*出典:IDC Japan, 5/2007「国内ディスクストレージシステム市場 2006年の分析と2007年~2011年の予測」(J7400304)

**システム構築に必要となるHW, SWの料金は含みません。

***2007年7月12日にIBM Corporationが発表したリリースに基づきます。
(参照: http://www.ibm.com/jp/press/20070713002.html )

 なおSVCのSPC-1ならびにSPC-2のベンチマーク結果は、下記サイトより参照いただけます。

SPC-1結果:
 http://www.storageperformance.org/results/benchmark_results_spc1#a00052

SPC-2結果:
 http://www.storageperformance.org/results/benchmark_results_spc2#b00024

*****1:このレポートは、下記サイト内の"What People are Saying"をクリックすることでご覧いただけます。
 http://www.ibm.com/storage/svc (US)

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